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4/100. 庶民的なものに親しむ

■TO DO 何するの?

▶前回おススメした「一流を経験する」とは逆の、極めて「庶民的なもの」や「手作り感溢れるもの」を経験する

テーマは家族が興味のあるものであればなんでも!
例)レストラン、芸術、人、ホテルなど...

■EXPECTATION どんないいコトに繋がるの? 

▶物事の幅を知る、物事のバリエーションを意識するきっかけになる!(子供の基盤・OSを作る、容量を広げる)
▶どんな環境にも面白さを見出せる子になる!
▶広い選択肢の中から自分に合ったもの・コトを選べるようになる

■WHY なんでこれがいいコトなん?

「物事の幅」を見せてあげることって、実は子供に教えるべきことの中でも特に重要なことの1つなんじゃないかと思っています。

前回の「一流を経験する」では、一流のホテルやサービス、食事や芸術、それを目にすることで、「人はあそこまでできるんだ!」と知ることができる。

でも、一流だけしか知らないと、「これかしかない!」「あんな風でなくてはならない」となってしまうかもしれません。


例えば、同じ芸術でも「劇団四季」や「ブロードウェイ」もあれば、地域の有志による子供向け劇団とかもありますよね。

宿泊施設も、コンシェルジュがいて一流のサービスをしてくれるコンラッドがあれば、Air BnBのような一般の人が貸し出している宿泊場所やゲストハウスなどもあります。


そこに従事する人たちのエンターテイメントやおもてなしの形は違うけど、どちらにも全く違う良さがそれぞれにあって…

そのどちらにも面白さを見出すことができたら、人生はきっとものすごく面白くなる!

と私は思っています。

それに、私はできる限り子供に、広い選択肢や幅の広さを見せてあげた上で、「どうしたい?」「何がしたい?」と選ばせてあげるような環境を提供してあげたいと思っています。


■EXAMPLE 我が家のケース

例えば以前行ったハワイでは、いわゆる一般的なワイキキビーチ沿いの外資系有名ホテルに泊まる日もあれば、ネイティブハワイアンの方が貸していた農園の中の小屋にも泊まりました!

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親子3人が寝るのがやっとで、夜は風の音が凄くて、吹き飛ばされるかと思うような小さな小屋だったけれど、

庭にはニワトリがたくさん走っていて、野菜がたくさん作られていて、木にはフルーツがなっていて、「好きに取って食べていいよ!」と言われ、朝から娘と葉物を収穫してサラダを作り、オレンジを絞ってジュースにしたり、庭に生えてたヤシの実のジュースをいただいたりしました。

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一昨年行った旅行でも、一泊10万円くらいの高級旅館でおもてなしを楽しんだ次の日は、ゲストハウスに泊まりました。

夜になると地元の人たちがゲストハウスのフリースペースに集まってきて、ワイワイと酒盛り

私もワイン片手に参戦し、娘は地元のおじさんや宿泊者のお姉さんたちの膝の上に座ったり、一緒に絵本を読んだり。

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劇団四季のリトルマーメイドを見た娘は感動していましたが、地元の保育士さんたちが子供劇場で上演してくれた「ピーターパン」での舞台への距離の近さや出演者さんたちがみんなで見送ってくれるクロージングにも感動していました!

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どちらもありで、どちらにも良さがあり、面白い!そう思える子になってくれたら、きっと将来どんな環境に置かれても楽しめるようになるんじゃないかと思うんです。

人は「こうでなくちゃいけない」とか「これが正解だ」と思ってしまうと、そうじゃない状況に置かれたときにものすごくしんどくなる時がありますよね。

でも物事には幅があることを知り、且つそのどちらにも別の面白さや楽しさがあることを知っていることは、その子の将来に起こり得る様々な環境のどんな場面も楽しむことができる力を育むんじゃないかなと思っています。


それにそれぞれの場所で生きる人の姿を見せることも、子供に世の中にはたくさんの生き方の選択肢があることを伝えることにもつながるんじゃないかなと思っています。


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