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レシピを知っているのは1人だけ!というある餃子屋さんの話

15秒で分かる今日のポイント
●とある餃子の名店のタレのレシピを知っているのはお母さんだけ
●お父さんはあえてその作り方を15年聞いていない
●「必要とされること」は相手のモチベーションを最も高め、家事育児に一緒に取り組むには必須の要素

私の友達のお父さんは地元で餃子屋さんをしています。

ただの餃子屋とあなどることなかれ!かなりの名店です。商店街の中にある本当に小さなお店で、テイクアウトの餃子しか置いてないのですが、本当に美味しい!!

何が美味しいって、タレです!とにかくタレが絶品!(ちなみに神戸は味噌だれです)

あのタレだけでも販売したら、バカ売れするんじゃないかな~と夫もよく言っています。

お店をしているのは私の友達のお父さん。いつも1人でお店に立っています。でもタレを作っているのはお母さんだそう。

そして、お母さんしかタレの作り方を知らないそうです!

友達「うん。おかんしか作れないねん。もう15年もしているけど、いまだにおとんは作り方しらん」

私「じゃあ、もしお母さんになんかあったらどうするの?」

友達「おとん一人じゃできへんね」

それやばくない?と話を聞くと、どうやらお父さんはその作り方を知ろうとはしないそうです。別に知りたくないんだそう。

どんなときも、いつも、お母さんに頼んで作ってもらう。それは、お母さんが作ったほうが美味しいから。お母さんじゃないと作れないものにしておきたいから。それを知ってしまうと、大事なお母さんがどこかに行ってしまいそうで。

きっとそれは「あなたが必要」の表現なんだろうなぁ。

必要とされていると感じること。つまり、「自己重要感」を感じることは、夫婦関係において大事なポイントです。

必要とされていることを感じるからがんばれる。必要とされているから、一緒に家事も育児もしようと思う。

あなたがいてくれるから、家事も育児も楽しめるし、一緒にがんばれる!そんな風に、一緒に取り組んでいけたら最高ですよね。


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