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「目的」を伝えることの大切さ

15秒で分かる今日のポイント
●家事育児シェアはあくまで「手段」であって「目的」は夫婦の関係性を深めること
●「一緒に取り組む何か」がないと夫婦の関係性は深まりにくい、それが家事育児であってもいいのでは?という提案をしている
●上記を理解した友人が、夫に「夫婦で何か一緒にしたい」と伝え、定期的に一緒に料理を作ることになったそう!
●家事育児シェアを進める1つの方法は「目的」をダイレクトに伝えることかも!という気付きを得た

先日1つ嬉しい報告がありまして。

以前、このブログで「目的」と「手段」の話をしました。私は家事育児シェアをお勧めしていますが、それはあくまで「手段」であって、「目的」は夫婦の関係性を深めることだ。

だから、家事育児シェアに代わる「手段」があるならば、別に家事育児シェアをする必要はない。

そんな話です。

その話をした友人が、これまで家事に無関心だった夫と週に1度料理を一緒に作ることになったと。

ただ「一緒に料理を作ってよ」と伝えたら、「面倒だし、外食すりゃいいじゃん」と言いそうな夫が、「夫婦で一緒に何かしたい」という目的を伝えたことで、料理を一緒にしてくれることになった、と。

これを聞いたときに、本当に嬉しくなりました!

まさに目的をちゃんと伝えたことの成功事例だなと思います。

私は「一緒に取り組む何か」がないと、夫婦の絆は作りにくいと思っています。

小さなことでいいので、一緒に何かを行う。ひとつの目的に向かう。共同体になる。それが「家事育児」でいいんじゃないの?

どうせ毎日しなくてはいけないことなんだし、とお勧めしています。

家事育児をシェアすれば、一緒に取り組む時間が増える。

すると、そこに会話が生まれる。

相手の状況を見ながら自分の動きを決める必要が出てくるので、相手への関心が生まれ、チームワークが生まれる。

家事育児シェアは「一石二鳥」どころか、様々な効果があるなぁと思っています。

今回の事例の素晴らしいのは、「夫婦で何か一緒にしたい!」と伝えて、夫がちゃんと応じてくれていること。

これは、夫婦の愛情バロメータですよね。

おそらく、冷め切っている夫婦だと、こうはならない。「あなたと一緒に何かをしたい!」と伝えて、嫌な顔をされたら、それは相当なコミュニケーション不足をこれまで犯してきた結果かも。

この先もその人と一緒にいるべきかどうか考えるべきタイミングが来てるのかも。

もちろん、「○○をしてくれるかな?」というお願いの仕方も、家事育児に巻き込んでいくのに良い方法ですが、

「夫婦で一緒に◯○する時間が欲しい」とストレートにお願いするのもいいなぁと思いました!

ちなみに、私は「家事育児シェア」と言ってますが、シェアするのは「育児だけ」にしない方がいいと思います。

その理由はまた今度!

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