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20211123 Respect

・娘に誘われて、近所の映画館でアレサ・フランクリンの伝記映画。

・黒人女性ミュージシャンの立身出世もので予想できる問題(父親からの束縛や夫からの暴力、幼少時の性的虐待、アルコールやドラッグの依存などなど)は常にありつつ、思ったより軽く扱われ、何より本人の才能に高揚する作りだったように思う。可哀想にしすぎないというのは良い気がする。ドラマというより生活であり人生。アレサの才能、環境、全てが本人なのだね。

・ショービズというあやうい世界なのに、生まれながら信仰がありコーラスで実の姉妹と行動していたということも救いになったかもなーと思った。

・ジェニファーハドソンは存命中のアレサ本人から指名されたそうで、すごーく頑張っていた。アレサフランクリンって本人すごい権太感のある人なので、映画で綺麗になってんなーという印象もあり(999の鉄郎現象か)。。。

・父(フォレスト・ウィテカーってこんなに歌が上手かったんだね。あんまり歌うイメージもなく鶴瓶感がある人ですが。。。)が公民権運動のリーダーで牧師だったのでマーティンルーサーキングとも幼少時から親交があったとか。。へぇーっていう伝記ぽさもあり、すごくよかったです。

・エンドロールでオバマの前で歌う本人の映像や歌が流れ、思わず号泣。すごい!ただただ震えさせるパフォーマンス。

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