ミャンマーのことあれこれ。

2月14日(日)

かれこれ5年以上、Living in Peaceという認定NPO法人でプロボノをしている。最初はマイクロファイナンスプロジェクトから始めて、今は難民プロジェクトに所属。プライベートがゴタゴタしたり体調不良でここ1年くらいはほぼ幽霊部員と化しているが、ミーティング(オンライン)に出るたびに色々な刺激をいただいている。平日の夜や土日に打ち合わせをすることが多く、今日は久々に顔を出す。

新型コロナのワクチン、東京五輪問題、東北地方での地震とニュースが盛りだくさんで注目を失いつつあるが、私たちの団体にとってミャンマーのクーデターは大きな懸念事項だね、という話が持ち上がる。難民プロジェクトでは、日本に住んでいるミャンマーからの難民に就活支援などをしているのだ。

難民プロジェクトを立ち上げたばかりで色々リサーチしていた時は、ミャンマーからの難民で日本でネイルサロンを営むノンノンさんの話が大変参考になった。こちらが質問を投げかけると、ネイルをしながら難民としての体験をとても丁寧に教えてくれる。25ansにもご協力いただいたので、ぜひこちらを!

ミャンマーには2018年に渡航したことがある。プレスツアーという形だったので、巡ったのはザ・観光地だったし現地の人と話すチャンスはほとんどなく、あまり実態はつかめなかった。政府の観光大臣みたいな方が「ミャンマーのことを色々と悪く報道するメディアがあるけれど、間違いなく素晴らしい国です。見てください!町を歩いていても皆幸せそうでしょ?」とおっしゃっていた。確かに予想よりインフラは整っていたし治安も良かったけれど、やたらと「悪いことは何もありません」とアピールされたのは気になった。

画像1

↑最大都市ヤンゴンで、このような立派な会場にお招き頂きました。

画像2

↑北部のマンダレー地方のニャウンウーにて。市場の様子。

画像3

↑白い塗料を塗るのがミャンマー流のお化粧!

画像5

↑インレー湖はものすごいパワースポットだと思う。

画像4

↑金がゴージャスな寺院!シュエダゴン・パゴダ。

あともうひとつ。アウンサンスーチーが自宅軟禁されていた2008年に、オックスフォード大学で同窓生だったという日本人女性に取材をしたことがある。「とっても可愛らしい方でね、オードリー・ヘップバーンみたいでしたよ!」と見せていただいた写真の若き頃のアウンサンスーチーは、確かにイギリス人の優しい夫に甘える可憐な女性、といった感じだった。しかし、ガンを患う夫の死に目に立ち会うか母国に残るかという選択を迫られた時、後者を選んだ人でもある。

アウンサンスーチーには謎めいたヴェールがかかっているように思える。英雄の娘として崇められているが、本当はどんな人なんだろう?ともあれ、 ニュースでその顔を見るたびに、イギリスで暮らしていた頃の可愛らしい彼女を思い出してしまう。

//「スキ(ページ下部のハートマークをクリック)」で応援いただけると大変励みになります。よろしくお願いします。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?