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お金と投資と日本
先日、友人のお兄さんから「投資」に関するいろいろなお話を聞かせていただいた。
とても詳しくて「え、これってお茶しながらの雑談でよい話なの?」と思ったほどだ。
(おそらく有料でこういう講座をする人はたくさんいるだろう)
教えてもらったことのなかには「なんのこっちゃ??」と理解が追いつかないこともたくさんあったけれど、すごく楽しかった!という感覚が残った。
特に印象的だったのは
「日本は終わった、なんて聞くことがあるけど、絶対にそんなことない!!むしろこれから!!」
と力強く説かれていたこと。
日本はまだまだ資源の宝庫で、クリーンエネルギーとして利用できるよう研究開発をしている企業があるそうだ。なんでもそれがすごい技術らしく…つまりは投資対象としてもすごく価値がある!と。
話を聞いているうちに「投資」という枠を超えて「日本の未来」にすごくワクワクした。
こういう企業に投資することで技術開発の応援ができるなら参加したい!って思うじゃないか。
自分の国の未来に胸が躍るなんて、気分は最高だ。
なんだか難しく思えた「投資」の世界もいつしか「おもしろそう!」に変わっていた。
それはきっと、投資が「好き!」「楽しい!」と本気で思っている人からの教えだったからだろう。
お兄さんが持つ投資の知識は間違いなく資産であり、それは多くの時間とお金と努力を積み重ねた貴重なものだ。
それを惜しげもなく私に渡してくださるとはなんと太っ腹なことだろう。
「投資はね、まず出さなければ始まらないよ」
とお兄さんは言った。
その教えに当てはめるのなら、ここで行われたことは「まず自分の知識を出す」という私への投資とも捉えられる。
だとしたら、私は受けた投資をどう返せるだろう。
そんなことを考える。
そして、この在り方はもともと日本人が行って来た「お商売」の在り方とも近いと感じた。
「日本人は投資リテラシーが低い」「お金の教育がされない」などと言われることが多いように見えるが、「お金とは何か」その根本を分かっているのは案外日本人なのかもしれない。
私の中の「投資」のイメージを大きく変えられた気がする。
そして「日本はこれからだ」という希望に確信を持ち、なんともいい気分になったのだった。
未来は明るい。
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