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ひとりで世界一周旅行してきた話②【シンガポール】

スタートに選んだ国は…
シンガポール!

世界一安全で、公用語は英語、温暖な気候で日本からの直行便も多い。

ということで、異国の地というものに慣れるためにはベストかなと。


世界一周旅行のテーマ▶︎ニコニコ😊を探す


当時、私は看護師としてクリニックで働いていた。

毎日定時で上がれて、ルーティンワークが多く高度なことも求められない。
さらに人間関係も良好な職場環境。しかし、それゆえに漫然と業務をこなしているという感覚が強かった。
何もしない時間はとにかく苦痛だった。

私は多趣味&フッカル人間なのでプライベートは充実していたが、それと同じくらい生き生きと働きたかった。
趣味も仕事も100%楽しめれば、どっちに比重が偏ろうが人生を100%楽しめるという理屈だ。

そして、転職を決意した。
2023年7月末で退職し、晴れてニートとなった。

……こうして私は世界一周旅行の絶好のチャンスを手に入れたのだ。

日本を立つ前に、運良く12月から新たな仕事の内定をもらうことができた。
次の職場では、明るく笑顔で使命感を持って働くと覚悟を決めた。

――猶予は4ヶ月。
それまでに、世界中に散らばるニコニコを集めることをテーマに旅に出た。


シンガポールで見つけたニコニコ

私は知らない街を歩くのが大好きだ。
時間はたくさんあるので、観光ではとにかく歩く。
安全な町なら1時間でも平気で歩く。

シンガポールは暖かくて清潔で歩道もきちんと整備されていることもあり、結果的に最も多く歩いた国となった。

シンガポールでの1週間

歩くと、人々の生き様が良く見える。

健康意識が高いのは国民性からか、公園には散歩やジョギングをしている人が多い。

多民族国家なので、中華系やマレー系、インド系などの文化が共存しているというのも肌で感じられる。

道を横断するとき、「お先にどうぞ」と譲ってくれる車のドライバーはニコニコだ。
こういう時、日本だとつい「あっ、すみません」って感じでペコペコしながらそそくさ渡りがちだけど、そんな人はここにはいない。
みんな、“Thank you”と笑顔で堂々と渡るのだ。

私もそうした。
すると、ドライバーにニコニコを返すことができると気づいた。

実に日本人らしいことだが、感謝を伝える時に「すみません」と言ってしまうのは、それ自体が決して悪いわけではない。
でも、「ありがとう」と言ったほうがお互いニコニコできるなら、私は積極的に後者を選択したい。
笑顔は連鎖するのだ。

感謝の気持ちは心の安定剤

私の大好きな趣味のひとつに、ヨガがある。
ヨガでは、感謝の気持ちを大事にする。

清々しい朝を迎えられたこと
ヨガができる健康な心と身体があること
環境や人、自分自身にも感謝をする

全てLAVAで教わったことだ。
(素晴らしいインストラクターばかりなので、興味がある人はぜひ無料体験へ)

欠点というほどでもないが、LAVAではちょっと窮屈なときがある。
だから、海外に来たからには自然の中での開放的なヨガをしたいと思った。

サンライズヨガ@マリーナベイサンズ屋上

自分の伸ばす手の先に、昇っていく朝日を見るというのは、心にくるものがあった。

人は自然の中で生きてきた。
産業革命が起きても、宇宙に行けるようになっても、人は自然と切り離せない。
この先だって、シンギュラリティが起こってもそれは変わらない。

太陽に畏敬の念を抱きながら、ただならぬ幸せを感じた。

ニコニコは、自然のパワーから得られることを実感した。


……この後、カジノで400シンガポールドル(43,000円くらい)負けたが、私の心は穏やかだった。

次の国▶︎インドネシア バリ島 へ続く
お楽しみに

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