ミタメモ: 人類SOS!

いつかみた映画をひたすら挙げていくだけ、ミタメモ。

大量の流星雨が地球に降り注いだ夜、世界中の人が珍しい天体ショーを楽しんだ。それなのにアメリカ人船員のビルは、たまたま目に包帯をして入院中で、何も見ることができず、ふてくされる。ところが治療が終わるはずの翌朝、起こしに来る者はだれもいない。自分で包帯を取ってみると、目が見えているのは自分だけ。そのうえ地上には謎の植物が繁茂し、巨大化して人々におそいかかってきた。ビルは流星雨を見なかった少数の者たちを探し出し、人類存続をかけた戦いを挑む。

突然やってきた終末世界での、普通の人のおどろき、焦り、怒り。
そして孤島から謎を解こうとするアル中の科学者とその妻……。

とか、それだけでかなりまともでおもしろかったのに、

どうして途中から、巨大植物がやってくることにしてしまったのか。

いらん!

もちろん、巨大生物がみたくて見始めた映画だった。
それでも、自分がしてもいない「このへんで巨大植物、出しますか!」というクリエイティブな判断に、悔やまされた。

しかしウォーキングデッドも同じ構造か。いや、盲目になった人たちが凶暴化するわけではないので、主人公個人の感じる脅威として、襲ってくる植物が必要だったのか。

この映画の世界では、「日本でもパニックが起き、大火事が!」とかいう報道が見られて、欧米以外の世界の存在を認識していることが窺える。
ほぼアメリカしか存在しないウォーキングデッドの世界より、まともな映画と言えるかもしれない。

いや、どうなんでしょうか。

IMDB: THE DAY OF THE TRIFFIDS (1963)


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