読書記録:「ペスト」 カミュ
都市封鎖に対する人々の反応の推移話題になっているカミュの「ペスト」を読んでいる。458ページなかなかの分量。今267ページまで読み進めた。読み進め途中の気持ちを残しておきたいので、とりあえず今の時点での感想を書き留めたい。
特に都市封鎖された後の人々の反応の変化の描写が興味深い。なぜここまで隔離された人の反応を描写することができたのだろうか。カミュの執筆のきっかけを知りたい。この小説は確かにフィクションだけれどもこの背後には紛れもない生きられた現実があるに違いないから。