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味噌づくり

今年も、同級生が開いてくれる味噌づくり教室でお味噌仕込みました。
去年と同じく材料にこだわった自然栽培の大豆を使ったお味噌、そして今年は白味噌も仕込みました。

今は去年仕込んだお味噌を食べていますが、とても良いお味です。飛行機の機内食で出てくるミソスープがきっかけでお味噌汁が苦手になってしまったのですが、冷蔵庫にある具材でささっとお味噌汁や豚汁を作るようになりました。豆乳鍋などに少しお味噌を足しても美味しいですよね!

お味噌を発酵させる環境として、防音室は一定の温度と湿度を保てるためになかなか好都合です。
去年はピアノの下で10ヶ月程度発酵させた、と味噌づくり仲間に言うと
「ピアノの音で熟成させると美味しくなるんじゃない?」と、思いがけないご意見が飛び出しました。
そういうこと?
私のお味噌はピアノを聴いて発酵させたから特別に美味しいのかしら?と、これぞまさに、手前味噌ではないか!
味噌を発酵させる時に流すCD作ったら売れるかな?など話が弾みました。それとも、
『モーツァルトの変奏曲で熟成させた変幻自在な味噌』を使った豚汁を作って売ろうかな。『ショパンを聴いて育ったエレガントな白味噌のお雑煮』でも良いね…などと勝手なことをSNSに書いたら、別の友人が
「岩手にクラシック音楽で熟成させた味噌が売ってた」と教えてくれました。

なんと、先を越されているではないの。

蔵でクラシック音楽を聴かせながら寝かせております。音楽を聴かせる事で、味噌の中で生きている「酵母」の働きが活発化し、旨味、香り共に格別なものになります。
熟成期間は2年間です。美味しさは、他品とは一線を画するものとなります。

佐々長醸造株式会社

そちらは田園ですか。ではわたしの味噌は「ジュピター」にします。白味噌は「お手をどうぞ」にしましょうか。
白味噌は1ヶ月程度寝かせれば食べられるので、来月の半ばが待ち遠しいです。


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