タイツリソウ
雨上がりの庭に出てみると、今年もタイツリソウがいつの間にか咲いていた。
何にも世話をしないのに、毎年桜が終わる頃にひょこっと可愛いハート型の花を見せてくれる。
うちの実家の庭では、色んなバラが40株近く咲き誇り、グラウンドにも様々な植物が植えられて生い茂っているけれど、タイツリソウは全く育ってくれないと言っている。
世話してもらえないけれど、きっと駒場の小さい庭の土や日当たりに相性が合ってるんだろうね、って話。相性は努力では越えられない。
タイツリソウには赤と白があり、はじめは赤だけを植えていたら「血の垂れる心臓」という別名があることを知り、そう思って見ているとドクドク音が聞こえそうで、ピュアなホワイトを買い足した。
そろそろ雑草取ったりしないと、暖かくなってからだと土の中の虫達が元気に動き出回る。土の中のミミズなんて、イキが良く飛び跳ねるからびっくりする。春だなぁー。
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