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川久保賜紀/藤田真央 Happy Birthday Mozart!

今日はモーツァルトのお誕生日。モーツァルトといえば、2022年1月15日(土曜日)、N響メンバーによる室内オーケストラのニューイヤーコンサート「モーツァルトの饗宴」をフィリアホールにて拝聴しました。
〜プログラム〜
交響曲第36番ハ長調 K.425「リンツ」
休憩
ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219「トルコ風」
ピアノ協奏曲第26番 ニ長調 K.537「戴冠式」
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コンサートマスターは山口裕之先生、ヴァイオリンは見目麗しい川久保賜紀さん、ピアノは自作の愉快なカデンツァを披露してくれた藤田真央さん。地味な印象がある「戴冠式」が一気に華やぎました。オーケストラメンバーには同級生の宇根京子さんもいて、久しぶりに彼女の音を聴くことができたことに楽しさ倍増。川久保さんはまだ10代の頃、パリのサル・ガヴォーでお聴きして以来でした。ザハール・ブロン先生に習う精鋭たちばかり数人が集まってのコンサートで、全員びっくりするぐらい上手でしたが、特に華があったのが川久保さんでした。

今回は指揮者なしの室内オーケストラでしたが、ソリストのお二人はキリッとオケを引っ張り、素晴らしいアンサンブルを聴かせて頂きました。
ファックスによる抽選販売で運良く舞台に近い正面席が当たり、小さいフィリアホールで臨場感たっぷりにモーツァルトの音楽を浴びるという贅沢な演奏会。この様な小規模で最上の質が保証されている企画は意外に少ないものです。会場ではソリストのCD物販があり、一緒に行った母がCDを購入したところサイン色紙をいただき、とても良い記念になりました。

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