花を生ける
眠れなくて朝を迎える
花瓶に差したチューリップ
水を替えなければ
手をついて立ち上がる
骨がパキッと鳴る
血流の悪くなった身体
こんなにも気怠い朝を
何度過ごしていくのだろう
茎を鋏で斜めに切って
水を替えた
まだ生きれる
チューリップがそう言って
こちらを覗き込んでいる
手に付いた水滴をタオルで拭って
カーテンを開けた
眩し過ぎる日差し
私を生かすかのような光
天使はまだ見たことがない
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眠れなくて朝を迎える
花瓶に差したチューリップ
水を替えなければ
手をついて立ち上がる
骨がパキッと鳴る
血流の悪くなった身体
こんなにも気怠い朝を
何度過ごしていくのだろう
茎を鋏で斜めに切って
水を替えた
まだ生きれる
チューリップがそう言って
こちらを覗き込んでいる
手に付いた水滴をタオルで拭って
カーテンを開けた
眩し過ぎる日差し
私を生かすかのような光
天使はまだ見たことがない
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