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映画 波紋とシナモンチュロスの罠

きっかけはYouTubeで映画の波紋の舞台挨拶の様子が配信されているのをたまたま見たことから始まる。

かもめ食堂を撮った監督が実は私は性格がとっても悪いんですという気持ちを込めて撮ったという内容に対して出演者人が全然そんなことないと慌てる様子もなく、一体どんな内容なんだろう?気に掛かった。

これがきっかけになった動画↑

さて、朝早くから焙煎準備を始め、波紋を観に行くかとそそくさとした本日6月8日。調べると14時55分から日比谷ミッドタウンにあるトーホーシネマズの11番スクリーンで開始と分かりさらに準備をし行きました。

ここのところ映画を観る時にチュロスが食べてみたいという欲求が沸々と湧くのだが、なかなかありそうでないチュロスが日比谷にはあったので注文すると今から焼くので時間を5分ほどくださいと言われた。波紋が始まるまで後10分だったので10分かかるか?と尋ねると何時開演とチケットに書かれてるんですか?と聞かれたので55分と答えると大丈夫間に合うと言われ念願叶う上に、焼き立てが食べれるなんてなんて縁起がいい波紋だと喜んだ。

61番というチケットをもらい焼けたら呼ぶので側にいてと言われたのでフードコーナーの前を行ったり来たりするとチン!と音が鳴った。たっぷりと砂糖が入った入れ物の中に焼きたてのチョロスが放り投げられてコロコロと動かされているのを見て嫌な予感がしたが

61番さーーーん

と、呼ばれてはいと受け取ると紙がカサカサ、砂糖とシナモンがシャカシャカ音がして 

ん?映画観るのに(音)大丈夫かな?

不安になりつつ11番スクリーンに駆け込むと、しーんとした中でカサカサ、シャカシャカ、あ、これは波紋という題材を象徴として一種の(音)

チャポン

と、した雫の世界観が崩れてしまうではないか!と焦る。よって他の映画の宣伝の間に急ぎ音を気にしながら食べることとなる。(一体、みんなどうやって食べてるんだ?)

 さて本番の内容なのだが、まあこれが宣伝の印象とは全く異なる印象で波紋という題名もどこやへ、人の心理描写の表現のうまさと〝タイミング〟の間合いは上手い!と唸らす面白さ。主人公が個人的に家族に行った意地悪は共感できなが、主人公が祈ったり、切れたり、妄想したり、笑ったりのタイミングは、わかる人にはわかる逸脱した爽快感があった。

おすすめの一作とです。

最後の〇〇〇〇〇がもっと上手かったらよりグッとですがそれは観て判断してください!

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