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私のオススメ本 ep2:書きたいなら書けばいいじゃん 『書く習慣』いしかわゆき著


『書く習慣』
自分と人生が変わるいちばん大切な文章力

この本の著者”ゆぴさん”こと、いしかわゆきさんとの出会いは、私が入会している女性向けキャリアスクール「SHElikes」でのイベントでした。ライターを目指す人たちが集まるコミュニティのイベントで、ゆぴさんはそのイベントの登壇者でした。

自己紹介にも書いている通り、私はライターになることを目標にしています。ですが、書くことがとりわけ好き!というわけではありません。

ライターになりたいと思ったのは、自分のスキルを活かした仕事がしたい、組織に属さない働き方をしたいと思ったのがきっかけ。「書くことなら、私にもできるかも」そう思ったのです。

「書いてみたい」という気持ちはありました。自分の経験や思っていることを、文章で表現できる人に憧れの気持ちも抱いていました。

このnoteも、自分の書きたい、吐き出したい欲求のままに書いているような状況です。依頼を受けてクライアントの意向をくみ取り、読者のことを考えて書けるのがライターだと思っている私は、こんな状況でいいのだろうかと思っていました。

今回ゆぴさんの著書を読んで、「そうか、自分のために書くという意識でも、別にいいんだ」という、私の背中を押してくれるような気づきがありました。「誰かに見てもらうなら、ちゃんとした文章で、正しくキレイに書かないと」という固定観念があり、noteをアップするのも結構時間がかかっています。

ちゃんと、正しく、キレイになんて、今の私の段階では必要ないかも。
書きたいときに、書きたいように書けばいい。
今はそれでいいじゃん。と思いました。

前置きが長くなりましたが、私の妙な固定観念をほぐしてくれたゆぴさんの著書「書く習慣」を紹介したいと思います。


書くことが好きですか?

私のように、「書くことが好き!というわけではないけど、書いてみたいという気持ちはある」という方には、この本はオススメです。

書いてみたいと思っている人って、書いたとしても「文章が上手なわけじゃないし、こんなの人に見せてもいいのかな」という思いがあるのではないでしょうか。私もそうです。

素人のくせに「上手に書かないと」という思いが、頭の中にずっとありました。素人だからこそ、そういう思いがあったのかもしれません。

ゆぴさんの本を読んで、書くこと、そして書いたものを公開することのハードルが下がりました。

本の序盤で、書くことへのハードルを下げてくれるので、それ以降「何を書いてやろうかな」とワクワクしながら読み進めることができました。

書くことが好きになること。
そこがスタートだって大丈夫だと思えました。


いつ、なにを、どうやって書くのか

この本を読めば、わかります。
タイトルの通り、書くことの習慣化の方法、書くためのネタをどこから見つけるか、それをどうやって人に伝えるのか。


この本を読んで、私の書く習慣を見直してみました。

私は「スキマ時間に書く」というのが苦手です。書きたくても言葉が浮かんでこなかったり、構成を気にし過ぎて、結局何も書けない。じっくり集中して、書く方が向いているようです。

なのでスキマ時間には、頭の中にある言葉を全て吐き出す作業に使ってます。とにかく浮かんだ言葉を、携帯のメモに書き出す。それを後で整理して、文章にする。

ツイッターも活用しています。この本でも、ツイッターの活用をオススメしてくれています。140文字に言いたいことをまとめるのは、すごく難しい。でもこれを続けていけば、言いたいことを簡潔に伝えるスキルが身につくのではないかと期待しています。まずは1日1ツイートが目標!


やっぱり読んでもらいたい

自分のために書いていても、やっぱりだれかに読んでもらって感想をもらえたり、共感してもらえると嬉しいですよね。

文章を書くって、バラバラな情報をキレイに整理する、起承転結を意識して書かなければならないと思っていました。それだと、理解はできるかもしれないけど、心には刺さらないかもしれない。

「綺麗事なんて必要ないし、頑張って美しい文章を書こうとしなくていい。噓偽りない言葉と感情が、あなたという存在をしっかり伝えてくれるのです。」
(いしかわゆき著 『書く習慣』P184より引用)


オブラートに包んだ言葉よりも、ありのままで表現した方が伝わることもある。「伝える」ことと「伝わる」ことの違いについて、考えさせられました。明確な答えは出ていませんが……。

まずは、興味をもってもらえるような文章が書けるようになりたいと思いました。これからは少しずつでも、読む人を意識した書き方をしていきたいと思います。

さいごに

イベントでのゆぴさんはとても明るくて軽やかな口調で、書ける人は話もうまいのねと思いました。なんだかポップコーンのような方だなという印象。とても可愛らしい方です。

この記事自体も、だいぶ温めておりました。もっとテンポよく書けるようになりたいし、その時の出来事や感情を的確な言葉で表現できるようになりたい。ゆぴさんの著書を読んで、「とにかく書いて出す!これの繰り返しだな」と思いました。

本の最後に、「書く習慣1か月チャレンジ」というものがありました。本は読んで終わりじゃない。「書く習慣」を身に付けるための、ゆぴさんからの素敵なプレゼントです。早速やってみようと思います。

私が「書くこと」を仕事にするには、だいぶ長い道のりになりそうです。
楽しく書いていればいつか道は開ける……かもしれないと思って、これからも楽しんでいきたいと思います。

ゆぴさん、素敵な本を書いてくださって、ありがとうございました!


最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。








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