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コーチング・バイブル再読メモ vol.2

昨日は、奈良県の宇陀松山で開催された薬草・発酵博覧会に行ってきました。
ただの雑草だと思っていたものが薬草だったり、
額紫陽花の葉を発酵させたものが甘茶だと知ったり、
温度によって働きが変わる発酵調味料などなど、
身近にあるのに奥深い世界。楽しかったです。

宇陀市は、母方の祖父母の出身地です。
少し早めに行って、お墓参りしてきました。
そしたら、なんともありがたいものに遭遇しました。

第二章 コーアクティブ・コーチングの関係

◆守秘義務(P.55 第三段落)

守秘義務がもたらす安全や安心感がないと、クライアントは十分に自己開示できず、コーチは絶えず言外にあることを詮索しなければならない・・・

「守秘義務って、それに理由は必要?」って、思っていた。
「だってクライアントさんのこと、ペラペラ喋っちゃいかんやろ~」
そのとおりなんだが、『それがどういう影響を及ぼすのか』という観点で、ものごとを考える。そのことは、上級コースを通して(特に倫理で)再認識した、重要なことの一つだった。

少し話しはそれるが、会社員時代。顧客とかわす機密保持契約も、これによってもたらされる様々な『影響』を意識していれば、もっと意味のあるタスクになっていただろう。それ以上に、その後のコミュニケーションがもっと豊かなものになっていただろうなぁ。
後悔先に立たず・・・。

なので改めて、自分の言葉で守秘義務について書いておこう。
クライアントに関する個人的な情報を第三者に口外しない。それによって、クライアントは『今の感情や状態』『人生の目的や大事な価値観』について、ありのまま言葉にすることができる。守秘義務は、安心安全な場であるコーチングの関係を支える、基盤の一つなのである。

■神経科学におけるコーチング(第二段落 P68)

注意が向くところにエネルギーが流れる

リケ女だからなのか、『科学的根拠』があったり『論理的』だったりすると、とても安心する。だから、脳科学だとか神経科学というものを、コーチングと絡めて学んでみたいと思っている。
近いうちに何か行動できるよう、備忘録としてここに書いておこう。

引用の一文はスピリチュアルな世界でも聞き覚えがあったので、そのことも記録しておこう。
ヨガを学ぶ中で、ハワイに古くから伝わる『フナの教え』に触れる機会があった。その教えの中の一つである
Energy flows where attention goes.
がそれだ。
自分のやりたいことやポジティブな方向に意識を向けると、それがパワーになって結果が生まれる。ネガティブな方向に意識を向けると、悪い結果を呼び込んでしまう。というもの。

精神から神経の方に寄せてくるとすると😁、
自分にはできそうもない!と思ったポーズも、ドリシティ(視線)や呼吸、バンダ(エネルギーロック)、あるいは背中や足の甲など具体的な体の部位など、どこかにしっかり意識して練習を続けていると、ほんの少しずつできるようになってくる。

バイブルでは 実際に新しい神経回路を創り出します。 とも書かれている。
楽しみである。

今日はここまで。
お読みいただきありがとうございます。
お礼に、昨日お寺の墓地で観た、おそらく脱ぎたての蛇の衣をどうぞ!

奈良県宇陀市 報恩寺にて

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