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自分の声が嫌いだったけど

自分の声、好きですか?
私はすごく嫌いでした
なんとなく鼻が詰まってるようで
わりと低めで全然可愛くないし
録音を聞いてもなんか違和感があるし・・・

自分が話している時の声は頭蓋骨の中で反響しているので
実際に他の人が聞いている声とは違うのが当然
聞き慣れていないことも好きに慣れない一因だったのでしょう
最初に聞いたのは祖父がレコーダーを買ってきて
私と弟がふざけて歌を歌っているのを隠し撮りした声でした
初めて聞いた自分の声に
「これが自分の声なんて絶対信じない!」と言い張ったものです

自分の声が嫌いだけど、歌を歌うことは大好きで
大好きなのに、声にコンプレックスがあり
「歌いたい!」ってなかなか言い出せない自分がいました

「歌いたいなら歌えばいいよ」って友達がメンバーを集めてくれて
学生の頃以来実に30年ぶりにバンドを始めることになり
もっと上手になりたくてボイストレーニングを受けに行ったのは3年前

ボイストレーニングとはいえ
よくある発声練習から始めるものではなく
なんだか不思議なレッスンでした

先生の第一声は「あなた長女でしょ?」
図星でした
私の声はいつも何かに遠慮して
どこかにブレーキをかけて
声にならない息が漏れているので
全くパワーがない声だったのです
長女だからしっかりしなくちゃ
長女だからいい子にしてなくちゃ
そんな想いが声にしっかり反映されていたのでした

そこからのレッスンは
「自分をさらけ出す」ことがテーマでした
まずは喉のどの筋肉を使うとどんな声が出るのか
7色の声を使い分けるトレーニング

レッスン中の先生との会話が全て
「ゲゲゲの鬼太郎」の目玉親父の声だったり
田中角栄さんのモノマネだったり
時にはミッキーマウスだったり

そんなふうに喉の筋肉を細かく使い分けることで
「自分をさらけ出す」声をみつけられたように感じました
レッスンはさらに進化した「未来のボイトレ」に続きます

それからなぜか
声を褒められることが増えてきました
それは声量だけの問題じゃなく
ボリュームを抑えたとしても
はっきりと「自分」を表現できる声

自分ではよくわからない変化も
周囲の方々からのフィードバックで
認めざるを得なくなりました

フィードバックをくださった皆様のおかげで
少しずつ自分の声を聴くのが嫌じゃなくなりました
本当に皆様のおかげ

そして勇気づけられてとうとう音声配信を始めました
これが結構楽しくてね
今までカウンセリングやコーチングの中で扱ってきたテーマを
自分の事例と照らし合わせてコンパクトに伝えて行こうと思います

今じゃなくていい

いつかこの音声を聞いて
「心が軽くなりました」とか「勇気が出ました」
って言ってもらえたら嬉しいなぁって思います
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私が発信するコンテンツと、私の声で
笑顔の花がたくさん咲きますように

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