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手汗手術後の汗の変化。代償性発汗はどんな感じ?

こんにちは、きょうこと申します。

手汗の手術(胸腔鏡下交感神経切断術)から2ヶ月以上たちました。

汗の変化としては、手汗は全くと言っていいほど出なくなりました。とても暑いときに「手、湿ってる?」と思うことはありますが、触ったものがベタベタになるようなことはありません。

手汗の悩みから完全に解放されて幸せなので、手術を受けたことに後悔はありません。

しかし、夏場ということもあって、代償性発汗はかなり厳しい状態です。手術後の汗の変化をまとめると、次のようになります。

首、わきの下、顔は減ったのですが、胸から下はほぼ全域で増えているという状況です。

どれくらい増えたかというと、気温が体感4℃上がったくらいの汗が出ます。気温26℃なら手術前の30℃並み、気温31℃なら手術前の35℃並みの汗が出るということです。

気温35℃を超える猛暑日であれば体感39℃以上の汗が出るわけですから、タンクトップは水に浸けたかのようにぐっしょり濡れ、Tシャツやワイドパンツの外側まで汗が滲み出します。ブラトップのカップの外側まで汗が出てくるほどです。

太ももの裏の汗がすごいので、そのまま座ると座席を濡らしてしまいます。そのため、公共の場所ではタオルを敷いて座らないといけません。

まだ職場で着替えたことはありませんが、特に暑い日は着替えを持っていくことも覚悟しています。デスクワークなので仕事中は汗がひきますが、会社に着いたときの汗がすごいので……。

外出から帰ったら、全部脱いでシャワーを浴び(ぬるま湯でサッと流すだけでOK)、できるだけ涼しい部屋着に着替えます。それでも汗はまた出るので、寝る前にもう一度シャワーを浴びて新しいパジャマに着替えることになります。

猛暑日はこのような生活になるので、洗濯物が増えるのは承知しないといけません。

それでも手汗よりは楽なので、繰り返しになりますが手術に後悔はありません。

また、代償性発汗は個人差が大きく、私は比較的重いほうだと思います(元々汗っかきだったのもありますが)。

ただ、仕事でスーツを着込んだりストッキングを穿かなければならない人や、グレーのシャツなど汗染みが目立つファッションが大好きな人、長時間水分補給ができない環境の人などは、慎重に考えて決めたほうが良いと思います。

ちなみに、体感+4℃というのは「汗の量」の体感であって、「暑がり」になるわけではありません。むしろ服が濡れた状態で冷房に当たると冷えるので、注意が必要です。

次回は、私が実践している代償性発汗対策について書いてみたいと思います。

読んでくださってありがとうございました!

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