代償性発汗対策。異常な量の汗をかく夏を乗り切るには?
こんにちは、きょうこと申します。
2ヶ月と少し前、手汗の根治手術(胸腔鏡下交感神経切断術)を受けました。手汗が止まってとても快適なのですが、代償性発汗は厳しい状態です。
↓代償性発汗の現状はこちら
暑い日には異常な量の汗が、胸、背中、お腹、お尻、脚から噴き出してきます。普通の人が行っている汗対策では間に合いません。
そこで今回は、代償性発汗1年生の私が実践している対策を紹介したいと思います。お役に立てれば嬉しいです。
汗を減らす対策
まず、汗の量を少しでも減らす対策を紹介します。
代償性発汗は「止めるのは不可能」と思われがちですが、暑い時に出る汗なので、暑さを和らげれば減らすことができます。これが、気温に関わらず出てくる手汗とは違うところです。
なるべく涼しい服装をするのが基本ですが、炎天下ではTシャツ1枚でも汗が噴き出してしまいますよね。そこでお勧めなのが、首にかけるクールタオルです。
接触冷感の生地、濡らして使うタイプ、保冷剤を入れるポケットが付いているものなど色々な商品があります。私は濡らしてから保冷剤を入れて使っていて、かなり効果があります。
そして外出する時は日傘も必須です。日傘を忘れると、明らかに汗が増えます。
出てしまった汗への対策
次に、出てしまった汗への対策です。私がしていることを箇条書きにしてみます。
●外出から帰った時など、服がびっしょり濡れた時は着替える。
●座席にタオルを敷く(太ももの裏の汗が滲みるのを防ぐため)。
●布団はなるべく頻繁に干し、干せないときは下にカゴを入れて扇風機で乾かす。シーツもなるべく頻繁に洗う。
●座布団の上にたたんだバスタオルを敷く。汗がひどい時は座布団を使わない。
●脱いだ服はなるべくハンガーなどに干し、扇風機やサーキュレーターで風を当てる。
このほか、汗滲みが目立ちやすい服は避ける(白いTシャツと黒いワイドパンツで過ごすことが多い)などがあります。
汗による身体への影響の軽減
最後に、大量発汗による身体への影響に対処する方法を紹介します。
身体への影響は、大きく分けて皮膚表面への影響と、全身への影響があります。
皮膚に関しては、清潔に保つことが大切です。私は外出から帰ったらサッとシャワーで汗を流します。寝る前には、ボディソープを泡立てて全身を洗い、しっかり洗い流します。バスタオルは毎日洗濯します。
制汗剤は刺激になるのと、皮膚の常在菌を殺してしまうので使っていません(問題なく使える人もいると思いますが)。
軽い湿疹や靴下のゴムのかぶれなどは、市販のステロイド軟膏で対処しています。
全身への影響としては、水分とミネラルが失われることや、汗びっしょりで冷房に当たって冷えることが挙げられます。
きつい冷房はなるべく避け、どうしても冷える場合は着替えを検討します。
水分とミネラルに関しては、麦茶をたくさん飲んでいます。それでも足りないと感じるときは経口補水液を飲みます。塩分は摂りすぎも良くないのですが、大量に汗をかいた時は味噌汁を飲むなどして塩分を補給しています。
今のところ、代償性発汗対策はこんな感じです。
参考になれば幸いです。
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