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ほとんどの経済評論家は「こんなんでいいんですよ」ラインを知らない。

まともに、経済学を学んだことがある人なら、「効用」というのをご存じだと思います。
これは、「お菓子1個食べた。満足」というのを意味しているのですが、この効用は、「100個食べたから、満足」にはならないのです。「5個食べた。もう満腹。いらない」となるものでして、多すぎると「おなかいっぱい。もういらない」となってこの効用が減るのです。
(ミクロ経済学で習ったんじゃないかな?)

さて、「孤独のグルメ」で主人公は、「こんなんでいいんですよ。俺は」とときどきいいます。おいしいものを食べていて、普通の魚や野菜でいいんです。
日本の野菜はよく品種改良されていますし、魚は物流がよく、日本の海の周囲は山からの養分が流れ込むので、身がおいしいです。
いちいち、フランスみたいに無理くり餌を食べさせてフォアグラにしないです。
つまり、「普通ランクのものを食べても十分おいしい、満足」効用ラインがあるのです。

過剰贅沢レベルのラインは、要するに「プールある、ヨットもある、自家用飛行機、別荘は3か所以上」といった以上に金持ちレベルです。
正直いって、アメリカの金持ちでも、全員がヨットを持っているわけではないし、全員が自家用飛行機を持っているわけではないし、別荘は1件だけ」というケースが多く、欲に際限はないですが、体は1つで、人生は80-90年程度ですから、使い切れないのです。


国と生活レベルと満足度


さて、さっき言ったように、日本はたいがいのものがおいしいし、医療やいろんなグッズ、サービスもすごいです。下手したら、旅館などは「過剰贅沢レベル」じゃなかろうかと思います。
要するに、上の赤横点線が「満足レベル」なのですが、中産階級以上はほとんどこのレベルにもうちょっとまで来ているのです。
「自分で稼いで、自分で選んで、自分で生きていく」のに、日本の普通に中産階級はこの「完璧満足レベル」までもう一歩の、90%くらいまで行っているのです。
(ただまあ、それを達成するのに残業したり、改善活動をしているわけで、疲れるときもあるのですが・・・。)

しかし、EUにはコンビニもないし(労働法で真夜中まで働かせないことが多い)、ITも国によってはまちまちなので、日本のコンビニみたいにATMも、ネットプリントもチケット取り寄せもありません。普通にものを売る程度で、あとはせいぜいホットコーヒーが飲める程度です。つまり、まあ70点くらいというところでしょう。

発展途上国にいけば、上下水道どころか、道も舗装されてないとか、橋さえ足りないとか、めちゃくちゃです。
この絵でいうと、左下のところです。その国の中産階級でさえ、上下水道が揃ってないわけですから、大変です。上級お金持ち層でないと、日本のようなウォシュレットトイレで水洗、お風呂はリモートで自動で沸くなんてことはないのです。

たとえば、韓国は先進国と発展途上国のちょうどぎりぎりラインです。IT、スマホなどは普及していますが、町が汚いなどがあります。
これは、韓国青年が日本に来て、チキン唐揚げを食べた感想ですが、チキン唐揚げなどは韓国にもいくらでもありますが、「日本のほうがおいしいです」といいます。つまり、日本のほうが同じものを出しても上位なわけです。


さて、貧困層で頭がおかしい人は、働きもしないでこういう要求をします。
貧困層でもまともならば、こんなことは希望しません。「恥ずかしい」と思うはずです。実際にそういうコメントが生活保護当事者にあります。

脳科学的にはこういう人は、ドーパミン過剰病といってもいいです。くれくれ乞食たちです。自立して自分で稼げば、うなぎくらい食べられるでしょう。スーパーなら、うなぎも1000円くらいだし、お店にいくと、6000-1万円くらいかなと思いますが、時給1000円の人が10時間働けば食べられますよね。
働かないから、うなぎを食べられないだけです。
ただまあ、日本ではこんな異常な人々は、3-5%ほどです。脳障害者が5割以上いたら、文明作れません。



日本に必要なのは、
「これでいいんだよライン」を意識した、政策とかを設定すべきです。
また、過剰な政策サービスは、棚卸すべきだと思います。
あと、すぐくれくれいう人は、精神鑑定・脳障害の有無を調査すべきだと思います。
こんなクレクレ乞食に、税金を投入していたら、そのうち「なんで生活保護だと、自宅にプールがないんだ」と言い始めてしまいます。
そんなのは、アメリカの富豪の家の仕様ですが、脳内に障害がある人々には、まったく判断がつきません。

本当に困ったことです。

でもまあ、日本のすごさがわかってきたらしく、こんな状態である。

国家ブランド 世界一になった。

「Ipsos Nation Brands Index 2023

1位 日本
2位 ドイツ
3位 カナダ
4位 英国
5位 イタリア
6位 アメリカ
7位 スイス
8位 フランス
9位 豪州
10位 スウェーデン

24位 韓国

31位 中国」

https://www.ipsos.com/en/nation-brands-index-2023


アメリカはバナナ共和国になっているから、もうTOP3に戻るのはきついだろうなあ。安全は最優先だしー。

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