恋愛にもダニングクルーガー効果があるらしい。

先日、産業カウンセラーの人が、面白いことをいっていた。
「患者さんが、迫ってくるんです。恋愛感情がわくらしくって、ただの職業的に、精神病のカウンセリングで仕事で相談に応じているだけなのに」
場合によっては、まじに逆恨みされたりするらしいので、怖いのだそうだ。
そりゃあ、相手が精神障害者だから、わかるよね。

それで、どうやら「女性にもてない男性が、ちょっと看護師さんや産業カウンセラーなど、仕事上サービス業で親切にされると、恋愛感情が生まれてしまう」ってことがよくあるらしいのですな。

えーって思いますが、だいたい「女性にもてない」「女性とあまり会話や接触がない」という男性は、「コミュニケーションの経験が少ない」などなどで、錯覚とかがあるようです。経験がないから、レベルの塩梅がよくわからないみたいなのだ。
（あまり聞きませんが、女性にもあるかもしれません。）

これって、ダニングクルーガー効果で、さっぱり知識のないアホほど、ずうずうしく「俺は賢い」と思い込むのと、同じで、「恋愛経験がない」人ほど、「勝手に俺はあの女性から、気に入られている」（いや、ただの仕事上丁寧に扱っているだけなんだが・・・・）と思い込むのですね。

まあ、そういうわけで、たとえば35になっても40歳になっても、「年齢＝彼女いない歴」なんていう人は、ただの友達とか、グループ交際でもいいので、高校生や大学生くらいのうちにやっておきべき「異性との交際」というのを、学んでおくべきだったのですなあ。
40歳になってから、結婚相談所にいってもいいと思いますが、「親切＝好意」などと思い込まないようにしましょう。

(しかも、恐ろしいことに男性の場合は、わりと性欲にストレートな人もいますので、相手の看護師さんやカウンセラーさんの顔を見ただけで、性欲に火が付く、動物みたいな人もいるらしいです。やばいので、理性を取り戻してください。変態です。
男性にしても、「私は理性的なのに、一部の男が変態野郎のせいで、男性全部が変態性欲依存症みたいに思われるのは困る」とはっきり声をあげていいと思います。）

（ある宝塚ファンの中年女性がいて、結婚して子供もいるらしいのですが、昔なので親にいわれたまま結婚したらしいのですが、「男って、もう髭があったり、喉仏があったり、すね毛があるだけでいやなのよー。宝塚は女優さんだから、そういうのがなくていいわー」といっておられました。ちょっと「えー、喉仏くらいあるじゃん」と思ってびっくりしますが、そういう女性もいるってことは、ちょっと理解されるといいと思います。もちろん、逆に「女が嫌い」という男性もいます。ちょっとしっている営業さんは「嫁がDVしてきたから、女性嫌いになりました。絶対再婚なんてもうしません」とおっしゃてました。そりゃあ恐怖症になりますよね。DVされたら。）

ついでに、大人気の益田先生のこの動画もけっこう参考になると思います。

https://www.youtube.com/watch?v=mqSI6HnLFco

患者から告白されて、嫌な思いをしている（すでに結婚しているとか、恋人がいるとか、あるいはぜんぜんタイプでもない相手から好かれても得はない）看護師さんや医者、カウンセラーさんなどの、職業の人がいるわけですから。

ついでに、これは最近話題のLGBTにもいえて、ある人がゲイだとして、好きな友達に「友情」じゃなくて「恋愛感情」があったとしても、その相手がストレートだったら、告白なんてするのは、相手の気持ちを考えてやめてあげてください。
LGBTの人の権利は当然ありますが、「俺、ストレートだから、男と結婚なんてしたくねー。女性の彼女がいるんだ。やめろ」っていう、普通の男性の権利もちゃんと守ってあげていただきたいです。
嫌いなタイプの相手から、告白されても、「あー、絶対無理」っていう人だっているんです。これは、生物学的本能なので、どうしようもありません。

ゲイなら、ゲイ相手の男性ばかりいるコミュニティにいって、そこで男性の恋人を探せばいいだけじゃないですか。
ゲイの男性が、友達のストレートの男性に「好き」っていうのは、たとえば、「すでに結婚している奥さん」に好きっていうようなもので、「ルール違反」なわけですよ。