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ADHD,神経発達症の人は、メモが取れない。→苦手でないことを仕事にすべき。

益田先生とADHDのハムちゃんの対話です。

はあ、わかります。
昔、私の部下に今から考えたらADHDの男性が2人いまして、年中小さいトラブルをおこしていました。
教えてもぜんぜん覚えません。マニュアルを用意して、その通りにさせるようにしたら、なんとか仕事はします。でも、「あれ、どうした?」とかいうと、すっぱり忘れているのです(溜息・・・・)。

遅刻はしないのですが、1時間以上前から待っていたりします。
メモに書かないし、書いてもぜんぜん見返すこともなく、また同じミスをします。
この動画の通りかなと思います。

本当に、ADHDの人は、海馬が小さいとか弱いとかで、1,2分前のことも覚えてないのです。
逆にメモしてるとか、びっくりです。
あと、知らないことをいわれると頭が真っ白になるらしく、緘黙します。


私が思うに、記憶力がいるような仕事はつくのをやめておくのがいいと思います。IT業界みたいに、知識がないとできないのは、周囲がまじに困るし、サーバとかダウンして本当にお客さんが困るので、やめてもらいたいです。
下手の横好きにも、周囲が我慢するのには限度があります。憧れだけでしたら、趣味でなさればいいです。

最低限度覚えて、他はあまり覚えなくてもいい業種の仕事があるので、そういうのをやってもらうのがいいと思います。

たとえばマーケティングみたいに、1週間ごとにどんどん宣伝対応など流れていくような仕事とか(覚えていてもあまり意味がない)、あまり知識はいらなくても、体験的にやれる営業などが向いているかなと思います。
多動的なので、「ぱっと、営業訪問したり、電話したりするのがおっくうでない」ので、長所として使えます。

(まあ、遅刻はしないようにしないといけないです。あと、緘黙とか、怒り出すのはやめてもらわないと、お客さんを失います。)

コンサータとか飲めばいいと思いますが、記憶力がよくなることはないと思いますので、できる範囲で一番向いている仕事をするのがいいと思います。

自分でメモするより、相手にマニュアルや作業予定表にしてもらって、それに従ってやるのがいいと思います。

21世紀の日本は、「効率効率」とうるさく言われやすいです。
そういった状況で、わざわざ苦手なジャンルの仕事をすることはないし、当人も悩んでうつ病になる人も多くいます
なので、「ほどほどの能力でちゃんと食べていける」安全な仕事をしてもらうのがいいと思います。
やっていて楽しい仕事はいくらでもあります。

脳になんらかの障害がある場合は、「ここまでが限度」という悟りを1日でも早く会得する必要があるのかなと思います。


AI,脳科学、生物学、心理学など幅広く研究しております。 貴重なサポートは、文献の購入などにあてさせていただきます。 これからも、科学的事実を皆様に役立つようにシェアしていきたいと思います。 ありがとうございます!!