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邪馬台国問題 遺跡ない。神社はもちろんない。伝承地もない。

プレ皇室研究をしていますが、この場合は、
① 遺跡、古墳 まず探す。皇室の先祖っぽいものが出土する。
② その近くに、伝承があると望ましい。
③ 文献で確認する。
④ 神社は、プレ皇室の場合は重要。
の4つをまず探します。

インチキだと、インチキ伝承+インチキな神社などがあります。
たまに、別の人の古墳をでっちあげます。

それで考えると、卑弥呼の井戸とか、卑弥呼の腰掛松とかないwww
→ 神功皇后とか、適当な要人だと、「ここに立ち寄りました」とかいうのがあったりする。神社の境内にでかい岩があったりとか・・・。

これは対馬の美しい神社です。和多都美神社
鳥居が海の中にあって実に美しい。
ちなみにここには海神と娘の豊玉姫の墓があります。
私が調べた限り、ここが元宮、オリジナルの一番古い海神の神社です。


神功皇后だと、まじに腐るほどある。
たとえば、こういう大きい神社もあって、きれい。


卑弥呼の墓なんてない。
(箸墓がいわれるが、あれはまあ、畿内派学者の嘘。だいたい、普通に大和王権の王族でいいっす。)

日本には、「風土記」っていうのがあって、各地の伝承をまとめなさいとか、各地方の珍しいものを書きなさいとかってなってる。


基本的に、邪馬台国はあったかい国で、海が近くにあるのはありありなので、四国、九州、あと和歌山あたりまでを対象にすると、これだけある。

南海道
紀伊国風土記
淡路国風土記
阿波国風土記※
讃岐国風土記
伊予国風土記※
土佐国風土記※
西海道
豊前国風土記※
豊後国風土記
肥前国風土記

肥後国風土記※
筑前国風土記※
筑後国風土記※
日向国風土記※
大隅国風土記※
薩摩国風土記
壱岐国風土記※
対馬国風土記

太字が写本が現存するもので、※は他の書物に一部内容が伝えられているものだ。(Wikiによる。)

まあ、対馬と壱岐はまあ島で小さすぎるので、ないとして、他のところに卑弥呼がいたら、なんか残っていてもいい。

九州説なら、こういうのに残っててもいいんじゃないだろうか?って思う。

※ ちなみに神社は、「神道」なので、卑弥呼は皇室と関係ないから、神社はないだろうね。

風土記に記載がない場合でも、怪しい墓っぽいのは、平安時代や江戸時代の地元の話でちょろちょろ残っている。
私は、プレ皇室研究のために「筑前国続風土記」とか読むが(江戸時代だ)、ちょこちょこ、「ああ、これ、古墳だ」っていう記述があるので、怪しいとわかる。

残っている記録だけで見ても、そもそも糸島市にあった日向三代の墓さえ忘れ去られている。ただ神武天皇の伝承話はちゃんと残っているし、日向三代の神社は残っている。遺跡もあるし、ニニギと玉依姫の墓もある。

同じように金印をもらった奴国は、ちゃーんと場所がわかっているし、他の遺跡もちょこちょこ出ている。

なぜ、こういうのにも、どこかの地方の伝承にもないんだろう?
(A) 違う名前で伝承は残っている(天照大神はない)。 →朝倉はいいんだけど、たぶん天照大神たちであって、卑弥呼じゃない。

(B) とっくの昔に消えたので、しばらくまじに誰もいなくて、何百年もたってから、他の人が住み始めた。その時点でもう野原。今は住宅地の下ー。なので、道路開発のときみたいに偶然出土はない。新田開発とかで消えたとか。これは徳島でごっそり古墳消えているという記述があって、陰謀でもなんでもなく、新田開発で古墳をつぶして畑にしたって話だ。人口増えて、いいかんじの山を畑にしてしまったのだ。

(C) でたんだが、秘匿されていて、消えてしまった場合。だいたい、悪質工事業者とかが、何も報告しないで、勝手に埋め戻して工事最優先で進めてしまう。もちろんその上に、ビルとか道路できてしまう。
悪質業者は短絡的なので、「お、遺跡でた。ええな、遺跡レジャーランドにして金とるわ」っていう発想がほぼない!!


(A)は、たまに九州の熊襲の姫君とかの話があるけど、皇室と戦うくらい元気な女性なんで、卑弥呼とは違うなあ・・・(卑弥呼はいちいち外国に援軍を求めるくらい、自分たちで戦わない臆病気質)。自分で戦場に出るくらい元気なかんじー。キャラが違うよねえ。時代ももっと後だろうし。

B,Cはありえるかも?
島根の銅鐸は、工事の人がいい人で、「これは、怪しい」と気づいて連絡したら、ちゃんと発掘された。でっかいバケツみたいなのの金属のがぼこぼこでたら、ビックして、教育委員会とか、どっかの大学に連絡するよね。

近くに水銀鉱脈がある。海が近くて真珠が採れる。
絹は出土する。
墓はわりと小さい円墳か方墳。
近くに培塚とかあって100人分の遺体があるはず。
(あと、なんか条件があったが、忘れました。)

この4つ条件を満たす古墳とかって、ぜんぜん過去に掘られた中にはないんだよなあ・・・・。あーあ。残念。


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