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おおざっぱなコラム まとめ~考古学編~

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考古学に関する自筆コンテンツと関連コンテンツをまとめました。 お楽しみください。
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2024年6月の記事一覧

高尾山古墳 保存へ

よかったよかった。 めでたい。 たしかに、時代的に珍しそうだし、出土品も立派だ。 被葬者が誰なんだろうか?

プレ皇室研究: 奴国 安徳台遺跡

この遺跡、忘れてましたー。 奴国の居住地で、王の館があったんじゃないかって話です。 「弥生時代中期(約2,000年前)の拠点的な集落で、これまでの調査で130軒を超える住居跡や多数の墳墓が見つかっている。 直径15mを超える日本最大級の竪穴住居や、青銅器の鋳型などの鋳造関連遺物や舶来してきた鉄斧を再利用した道具が出土した竪穴住居跡が見つかっており、一般的な住居とは異なる性格をもつと考えられる。 2号甕棺墓からは鉄剣、鉄戈、ガラス製勾玉、南島で産出するゴホウラを使用した貝輪が

邪馬台国研究: 三国時代の鏡がいっぱい出る場所はどこ?

これまで、プレ皇室研究をしてきて、前漢、後漢の鏡が皇室の先祖が持っている鏡だってことで説明してきました。 じゃあ、だいたい神武天皇(私の計算では、橿原宮での即位は181年)とちょっとかぶる時代の卑弥呼、188年から247年くらい(248年説もあり)に、中国製の鏡、しかももう後漢は滅びてしまったので、三国時代の鏡がいっぱい出ているところが、邪馬台国の候補地です。 なんせ、100枚もらったそうです。30枚とかはだれか、部下の幹部とか、近くの国の首長にプレゼントしたかもしれません

プレ皇室研究: 忌部氏 さらに深堀。

ずーっと九州北部から、というか、天照大神の天岩戸のときから、皇室にくっついてきた忌部氏です。長いです。 それで、忌部氏について、気が付いたことがあったので、1つ書きます。 というのは、忌部氏は、占いがメインの仕事なんですが、太占(ふとまに)っていうのをしてます。これが本業なんですね。 「太占を含む骨卜(こつぼく)の文化は、日本列島には中国大陸または朝鮮半島から持ち込まれたとみられ[5]、弥生時代から平安時代にかけての遺跡で骨卜に使用した卜骨(ぼっこつ)が出土している[6]

歴史研究: そば

先日、ネットを見ていたら、またまた韓国人が 「そばは、韓国が起源」とわめいておりましたので、ちょっと調べてみました。 (そういえば、今日、そばセットを食べたのであった。おいしい!) まず、「そば」といっても、植物のそば(穀物)と、食べるそば(麺類になっているもの)で、2種類があります。(正確には、粉にして練って食べたりもしているので、3,4種類になりますが・・・) (1) 原料としては高知県にある遺跡から蕎麦の実の花粉が発見されて、9000年以上前だそうです。 (2)

プレ皇室研究: もう1つの天皇山

出戻り縄文人 イザナギのさらに先祖のいた場所に関連するだろう、天皇山を朝鮮半島で探す、2本目です。 もう1つ、光岡先生の本を再読して、地図がありました。 この錦山の左上くらいに、2つめの天皇山があります。 わかりにくいのですが、島みたいです。 土地勘ぜんぜんないので、地図はっておきます。 島の中みたいです。 南部なので、対馬は近いです。これなら、古代戦でも1日の距離でしょう。朝鮮半島の本土にあがるより、島のほうが、よそ者には立ち寄りやすい気がします。 もう1つありま

プレ皇室研究: 漢鏡

日本で出土している鏡は、朝鮮半島の鏡のほうが古いのだが、デザインのかっこよさや枚数は、完全に漢鏡(前漢と後漢)が圧倒的である。 「また、漢王朝が朝貢国への返礼として周辺国へ贈与したと考えられる漢鏡が、日本列島・朝鮮半島・ベトナム・中央アジアなど東アジアの広い範囲から出土する[7]。これは漢王朝の交流範囲を示すとされる[11][注釈 3]。日本列島には主に朝鮮半島の楽浪郡を窓口として漢鏡がもたらされたと考えられ[6]、弥生時代を中心に古墳時代初頭ごろまでの遺跡から出土する。そ

プレ皇室研究: もう一度、おさらい。三雲南小路遺跡と須玖岡本遺跡

こっちは、奴国の王様の墓なの。 でっかい、岩があったが、その下に甕棺があったの。 「1899年(明治32年)、土地所有者の吉村源次郎は家屋の新築のために脇にある「長3.60メートル、幅2.0メートル、厚30.3センチメートルの横石」とその側方に立つ、「高1.20メートル、幅1.50メートル、厚40センチメートルの立石」の2つの巨石が邪魔になるので動かして、下を掘ったところ、「合口甕棺」があり、その内外から種々の遺物が出土した。その場所から約14メートル北東に煉瓦囲いの地下室

プレ皇室研究: ニギハヤヒの宝の鏡の秘密。

戸矢学先生の「三種の神器」の本が届いたので、読んでいたら、ニギハヤヒの10種の宝のうち、2枚の鏡があって、その種類がわかっているとあった。 「海部直伝世鏡「息津鏡」「辺津鏡」 息津鏡(おきつ-)は後漢代の作と伝えられ直径175mmの長宜子孫内行花文八葉鏡、辺津鏡(へつ-)は前漢代の作と伝えられ直径95mmの内行花文昭明鏡。「海部氏系図」の勘注系図にも記載があり、天祖が火明命に授けたという。出土品でない伝世鏡では日本最古という。なお、鏡の名は十種神宝のうち2鏡と一致するが、関

他人の弥生時代考察

これ、1時間以上の長い動画なのだが、なかなか面白かった。 あまり知らない遺跡がでてきたので、後で調べよう。 中国の考察もあって、なかなかよい。 こんなに調べてあるのに、なんで、邪馬台国畿内説になるのかが謎ですわ。 まあ、後編があるかもしれないので、待つことにします。 この人いわく、奴区は伊都国の同盟国みたいなかんじだって。 うーん、なるほど。 これも面白かった。 纏向って、大王が作った町じゃなくて、別の豪族が作って、後から皇室が利用したのはありかも??? たしかに、

え? これ、ヨン様のドラマじゃんwww 好太王

韓国ドラマなんて、ぜんぜん見ないが、有名なのはさすがにタイトルだけは知っている。PR用ポスターとか、駅に貼ってあるしー。 なんと、今は懐かしのペ・ヨンジュン ヨン様主役で、王様の役だー!! (眼鏡してないから、わかりにくいぞwww ていうか、メガネがないと、こういう顔だったのかwwww →まったくファンではないので、顔もうろ覚えwww) しかも、なんか四神って、時代劇じゃなくて、ファンタジーかよおおーーー!! (古い作品なので、今頃知るのであった!www) しかし、この

歴史研究: この刀剣屋さんのチャンネル よい。

銀座にあるお店なのだが、実物や模造品とかで見せてくれるし、解説が素晴らしいのだ。 私は別に刀剣研究はしてないけど、これを見るととても勉強になるのだ。 いっぱい工夫してあって、こういう武器でも、模様とかきれいで美的センスに優れているのだ。 そういえば、いつの時代でも侍、大名はお金がかけられる範囲で、おっしゃれーなのであった。 (変な形の兜もあるがwwww) 日本人って、美的センスもうるさいんだよねwww みんな同じに見えるけど、プロが見ると造りが違うんだー。 勉強になるなあ

プレ皇室研究: 天皇山 みっけー!! →違いました(苦笑) 後付けぽい。

おおっとーーー!!  なんと、この前、検索したのにだめだったのですが、朝鮮半島に「天皇山」を見つけました!! やったあー!!! (経緯: 出戻り縄文人の天皇の先祖は、朝鮮半島にいたらしいので、その本拠地を探しています。まあ、本拠地というか、昔の住所の1つといいますか・・・) 光岡雅彦先生の本に、朝鮮半島には「天皇山」と名のつく地名があり、天皇に関係しているかもというのがあったのです。 朝鮮半島 南東である。 かなり対馬にも近いほうだ。 と思ったが、もしかしたら、後付け名か

古代研究 餅の起源は?

私は昔、歴史漫画を描いていたので(実際に何本か雑誌にのせてもらった。1本は、小野小町のだ。なので平安時代は何本も描いた)、「大鏡」「源氏物語」とか有名な平安物語はだいたい読んだのだが、結婚式のシーンで、三日夜餅(みかよのもちい)というのが出てくる。 それまでこっそり男が姫君のところに通っていたのであるが、正式の結婚になると、女性側の家のかまどの火を通したものを食べるが、その中でも特別なのが、お餅だ。小さい団子みたいなサイズで、噛まないで飲み込むマナーだったらしいが、初夜でお婿