京の職人が作る「つぶ焼板かまぼこ」
こんにちは京かまぼこ大栄です。
段々秋めいてきて、涼しくなりましたね。
さて、今日はつぶ焼きかまぼこのお話です。
かまぼこにもいろいろ種類があります。
例えば表面を美しく装飾し、焼き色をいれたつぶつぶの蒲鉾です。
こちらのかまぼこは、いつも通りにすり身を練って成型した後に、一つ一つ人の手でこの写真の道具を使って、つぶつぶした突起をつけていきます。
ちなみに、機械(ローラー)で一気に鹿の子模様をつけていく商品も当店にはあります。
かまぼこに模様をまっすぐにつけていくのはなかなか難しいのですが、何度もやっていくうちに早くできるようになります。
ここまで細かいつぶは、当店だけではないでしょうか!
こちらのつぶ蒲鉾は、成形して蒸した後にトンネル状になった筒の中で、コンベヤーに乗せ順番に焼いていきます。
こちらの工程で、模様にそって焼き色がつくので、見た目にもおいしそうな美しい蒲鉾ができあがるのです!
日本の食文化には、食品にこういった手の込んだ装飾をし、見た目に華やかにする習慣があります。
お正月に美しく盛り付けされたおせち料理をいただくご家庭が多いと思いますが、かまぼこはおせち料理に欠かせない食材です!
日本の食事は、年中行事と食は切っても切れない関係。家族や仲間と食の時間を供にすることによって絆も深まります。
そんな時間の名脇役になりたい!と今日もかまぼこをせっせと焼いております。
つぶ蒲鉾は「京の雅」、「京の華」「京の賑い」などのセット商品に入っております。
ぜひオンラインストアを覗いてみてくださいね。
こちらのセット商品は、お正月の時期のみ、つぶ焼かまぼこではなく、白板かまぼこになります。
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