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講座の作り方

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講座、なかでも「資格講座」「養成講座」と呼ばれるものに関して、解説します。
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#協会

資格の「向こう側」に行ってみよう

はじめに現代社会において資格は、ある専門性を持つことの証明として大きな役割を果たしている。 しかし、その一方で自らが資格の発行主体となることにより、さらにその分野での地位を確立し、多方面での利益と人脈を拡大するという新たな可能性も注目されている。 今回は、資格取得から一歩進んで、資格を発行する立場になることのメリットと、そのための民間資格の位置づけ、さらには養成講座を開くことの意義について掘り下げてみる。 取得する立場→発行する立場資格を持つ側から発行する側へ何らかの専門性

あなたの講座は高そうか安そうか【2】

前回のおさらい講座の本来のクオリティとは別に、 「高い講座に見えるための要素」 というものがあることがわかりましたネ。 それは、 1.主催者がしっかりしている 2.講座を本業とする 3.カルチャースクールにしない この3つです。 しかし、じつはもう1つ、高い講座に見えるための要素があります。 今回はその話を。 もう1つの価値早々に種明かしをします。 答は単純、「資格認定」をすることです。 養成講座と資格認定がセットとなれば、それは「資格講座」に変わります。 資格講

あなたの講座は高そうか安そうか【1】

世のなかの講座には、 安そうにみえる講座 高そうにみえる講座 があります。 講座を提供する側(主催者)も、まともな感覚の持ち主なら、そのことは自覚しているのがふつうで、 安そうな講座には安い受講料 高そうな講座には高い受講料 を設定して出しています。 その結果、無料やワンコイン程度の講座もあれば、数十万円の講座も存在しています。 ところが、クオリティが同じような講座であっても、 かたや、高そうに見える かたや、安そうに見える という現象も頻繁に起きていま