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規約・契約書

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利用規約、受講規約などの規約、契約書について、専門家の立場から、事業を行ううえで有益な情報、ためになる情報を発信します。
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#オンラインスクール

お使いの“利用規約”“受講規約”を確認しましょう【専門家がわかりやすく解説】

昨年4月1日、120年ぶりに民法の改正がありました。 今まで大きな改正がなかった民法が大幅に改正されたことで注目されましたが、 皆さんがサービスや講座を提供される前にお客様に同意してもらう「利用規約」「受講規約」についても大きな改正がなされることになりました。 大きな改正のポイント「利用規約」「受講規約」にかかわるところで、1つ大きな改正のポイントがあります。 わかりやすく言うと、 「利用者の利益を一方的に害すると認められる条項があった場合、たとえ利用者が“✅同意す

セミナーや講座をオンラインでする際、どのようにお客様と契約したらよいのか?【専門家がわかりやすく解説】

オンラインでセミナーや講座を提供するスクール事業の需要が高まっています。 対面で提供されるセミナーや講座とは異なり、zoomなどを利用してオンラインでサービスが提供されますので、「受講規約」や「サービス利用規約」も、オンライン特有の規約が必要になります。 ただ、なかには「規約整備まではまだ追いついていない」と、以前の規約のまま、オンラインでサービスを提供してしまっている事業者もいらっしゃるようです。 実際の状況と異なる内容の規約でサービス提供を行うことは、様々なリトラブ

【専門家が解説】オンラインでセミナーや講座を提供する場合の契約方法

『おうち時間』が多くなり、オンラインでセミナーや講座を提供するスクール事業の需要が高まっています。 対面で提供されるセミナーや講座とは異なり、zoomなどを利用してオンラインでサービスが提供されますので、「受講規約」や「サービス利用規約」も、オンラインサービス特有の規約が必要になります。 ただ、事業者のなかには「規約整備まではまだ追いついていない」と、以前の規約のまま、サービスをオンラインで提供してしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 現状と異なる規約で事

【オンライン】セミナーや講座の受講者数を増やすことができる!受講規約とは

オンラインでセミナーや講座を提供されるスクール事業者が非常に多くなってきました。 今まで対面で提供されていたものが、 ↓ オンラインで提供されることになりますので、 「受講規約」には、もちろんオンラインサービス特有の規定を盛り込む必要があります。 ただ、中には、現在実施されているセミナーや講座の内容にまったく適していない「受講規約」をお使いになられている方が時々いらっしゃいます。 このことが大きなリスクになることは誰しも想像つきますが、逆に「受講規約」がしっかりしてい

お使いの利用規約は無効ではないですか?

1.大きな民法の改正がありました 昨年4月1日、120年ぶりに改正民法が施行されました。 今まで大きな改正がなかった民法が大幅に改正されたことで注目されましたが、 皆さんがサービスを提供される前に利用者に同意してもらう「利用規約」についても大きな改正がなされることになりました。 わかりやすく言うと、 「利用者の利益を一方的に害すると認められる条項があった場合、たとえ利用者が“✅同意する”としたとしても、合意しなかったものとみなされる」 合意しなかったことになる?

専門家が教えるオンラインスクールの正しい始め方(規約編)

コロナ渦が長く続き、 ▶時間や場所に縛られず、自宅でもビジネスを展開したい ▶自分の得意なこと、好きなことを活かしてオンライン上でサービスを提供したい ▶なるべくコストを抑えて講座、レッスン、コンサル、スクール運営したい このように考える方が多く、オンラインスクールの需要がたいへん増えています。 これまでの自身のスキルをオンラインコンテンツに変え、自動化し動画などで学んでいただくよう、そのシステムを構築するのと同時進行で、整備しなければならないのが、受講規約、入会規約、

【オンラインスクール】お客様と有効に契約するには

コロナ渦におけるオンライン化がすすんでいます。 スクール事業においては特に顕著で、今まで対面で講座やレッスンを提供されていた事業者が、オンラインで提供する方法を模索しています。 このオンラインでサービスを提供する際に、必ず必要となるのが、規約です。 申し込みいただく際に、お客様に事前に同意いただく、この規約について、規約の専門家が分かりやすく説明します。 1.事業者の好きなように決めてしまってもよいか先ずはじめに、勘違いされておられる事業者も結構多いのですが、 この

セミナーや講座の【受講者数を増やすことができる!】受講規約とは

セミナーや講座を、オンラインで提供されている個人の先生や教室、スクールなどが多くなってきました。 今まで対面で提供されていたものが、オンラインで提供されることになったのですから、オンライン特有のリスクを回避する「受講規約」が必要になることはもちろんですが、 そんな皆さんがお使いの「受講規約」を確認させていただくと、セミナーや講座の内容にまったく適していない「受講規約」をお使いになられている方が時々いらっしゃいます。 このことが大きなリスクになることは誰しも想像つきますが

【オンラインスクール編】せっかくの規約を有効なものにするために

コロナ渦によりオンラインの需要が増し、オンラインスクールの規約について多くご相談をいただきます。 ご相談いただくお客様の中には、そもそも規約が無い状態で運営を始めてしまったり、規約はあるものの欠陥があったり、誤った使い方をしたため、トラブルとなってしまった… という方もいらっしゃいます。 規約なしに運営を始めてトラブルになるのは致し方ないとして、せっかくの規約を有効なものとするには、どうしたらよいのでしょうか。 規約作成の専門家がわかりやすく解説します。 1.インタ

【スクールや教室の運営で必ず必要】2つの契約方法

1.受講契約の2つ方法スクールや教室を運営する場合に、生徒と受講契約を締結します。 受講契約とは、『スクール側が講座やレッスンなどを提供し、生徒が受講料を払って受講する』ことを約する契約です。 この、スクール側と生徒との間で成立する受講契約は、一般的に、①「契約書」と②「規約」2つ方法があります。 この2つの方法の違い、メリットやデメリットなどを比較しながら解説します。 2.①「契約書」の場合多くの人が「契約」と聞いて最初にイメージする契約書面です。 〈タイトル名

オンラインレッスンを始めるにあたって、「規約」って必要?

今まで講座やレッスンを対面で提供されていた方の多くが、このコロナ渦で、オンラインで提供するスタイルに切り替えられています。 その際に、オンラインで受講いただく生徒さんに、事前に同意してもらう「規約」って必要? そんなご相談が多くあります。 規約作成の専門家がわかりやすく解説します。 1.「規約」とは「規約」とは、受講規約、オンライン規約、利用規約、と名前は様々ですが、要は、オンラインでサービスを提供する際に、事前にお客様に同意いただいておく、決まりごと、ルールのことで

オンラインスクール、オンラインレッスンの規約が【無効】とならないために

スクール運営のオンライン化がすすんでいます。 当事務所でも、オンラインスクールの運営に必要な受講規約など多く取り扱っています。 最近は、規約なしにスクール運営を始めてしまわれる方も少なくなりましたが、ご相談いただくお客様のなかには、規約自体に欠陥があり無効と判断されかねない内容のものをお使いだったり、その使い方を間違えておられ、トラブルとなってしまった方もいらっしゃいます。 規約なしに運営を始めてしまいトラブルになるのは致し方ないとして、せっかくの規約を有効なものとする

習いごと、教室、スクールなどでお客さんが増える!受講規約とは

1.習いごと、教室、スクールなどで必要な規約受講規約 利用規約 概要書面 クーリングオフに関する確認書類 同意書‥etc 習いごと、教室、スクールなどで、生徒さんに確認してもらうべき書類がいくつかあります。 どういうリスクや心配ごとが想定されるかは、スクール事業の内容によって異なりますので、必要な書類もそれぞれ異なります。 「よく分からないから似たような教室の規約をマネて自分なりにつくったものを使っている」 このような方も時々いらっしゃいますが、そのせいで生徒

【オンライン講座の始め方】2つの契約方法

コロナ渦の長期化により、オンライン講座などのオンライン上で完結できるサービス提供スタイルが増えています。 オンライン上で講座やセミナーを提供するスクールにとって必要な「受講契約」について、契約書、規約作成の専門家が分かりやすく解説します。 1.受講契約とは 講座やセミナーを受講者に提供しようとする際には、スクール側と生徒との間で「受講契約」が成立します。 「受講契約」とは、スクールは講座やセミナーを提供し、生徒は受講料を支払い受講する、このことを約する契約です。 2.