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第3回 対局振り返り~中飛車 対 居飛車金無双

おはようございます。虚海と申します。先ほど第2回の対局振り返りを書きましたが、もう1局ありました(笑)。この日はレイエスの劇的なサヨナラホームランで夫婦そろってテンションマックスで、そんな中すぐ対局してしいました。雑にならないか心配でしたけど、無用みたいですね(笑)。

▲42銀は見えていた

後手番の連れはいつもどおり中飛車、お相手は居飛車でしたが、囲いが金無双だったのが目新しい。一時期本も出ていましたよね。割と私は苦にしないのですが、連れは大丈夫でしたかね…

▲42銀は見えてましたが飛車を取り合っての攻め合い希望でした。

△24歩としましたが、もちろんお相手の▲42銀は見えてました。というか、打ってきてくれないかなと思っていたみたい。飛車を取り合って、こちらは銀も取れますしね。駒得になるうえ飛車を取り合えば、片美濃と金無双なら有利だと判断したみたいです。まあ評価値を見る限り、せっかく優位を築けてもすぐ吐き出してましたけど(笑)

ちょっと変わった受け方をしたけど…

次はこの局面。せっかくの優位を吐き出した手です(笑)。

▲31飛車に対して桂を打って受けましたが…

飛車を取り合ってお相手に▲31飛車と先着されました。△42銀は同角成でまずいので、△41桂で両取りを受けましたが、ここは△61金と美濃囲いを再生させる感じでよかったかも。▲33飛成には△55角と対抗できますし、最低飛車角交換に持ち込めたら、二枚飛車なら金無双には有利です。

お相手の悪手で逆転…うーむ。

最後はこの局面。

▲62成香か▲41龍でほぼ必至でしたが…

この局面で、お相手が▲41龍とされたらほぼ必至だったと思いますが、▲58金とお付き合いしてくれ、△同銀成と進んで逆に詰めろがかかり、その後は押し切ることができました。一手間違えただけで大逆転ですから怖いですね。

総じて今回は苦しい場面が多く、最後にお相手が間違えてくれて逆転勝ちになりました。あんまりいい形ではないですが、序盤負けていても致命的なミスをしないで、終盤ひっくり返すのが板についてきましたかね。うーん、師としては序盤から優位を築いてほしいのですが… 仕方ないね(笑)。


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