見出し画像

内容の重み

先日、20代の女性が書いた本を読みました。続けて、同分野の本を読んでるんですね。まだ、全部読みきれていませんが感じたことがありました。それがタイトルの「内容の重み」です。

若くして、その分野で活躍されている女性。読みやすくまとめてあり、とても素晴らしいと思います。

ただ、ボクには合わない部分もあったのも事実です。そこには触れませんが、やはり若くして活躍されている分、注目が集まったのでしょう。レビューを見ても、評価は上々でした。

一方、後者の方は名だたる企業でも活躍されています。色んな経験も積んでいますよね。役職や携わったプロジェクトもすごいんです。

ただ、たまたま同分野なので比較してしまうんです。


経験

本当は、比較なんてしない方がいいぐらいの経験差があります。数年ほどの選手と歴代の猛者ぐらいの違いがあるんですからね。ただ、あまりにも差がありすぎたんですよ。

きっと、順番が逆なら彼女の本は全部読まなかったと思います。1文1文の重み、内容の洗礼さが一目瞭然です。

きっと、彼女も何十年と経験を積むことでそういった領域にたどり着くとは思います。いや、多分、知らんけど。

とは言え、一生懸命書かれた。その気持は伝わりました。

なので、これからの経験に期待と言う部分もあります。また、どんな仕事をこなしていくのか?どういったオファーを受けるのか?でも違ってくるでしょう。良い仕事に巡り合うといいですね。


リテラシー

これは、本を購入した方のリテラシーにもよると思っています。「私は〇〇してきました!」と言う彼女の本を読む方と、専門書を読む方のリテラシーは全然違うハズです。

言い方は悪いですが、彼女の本を高評価している方はリテラシーが低い。

そして、そのやり方をマネても結果が思った以上に伸びないでしょう。ただ、リテラシーのない方からするとそれでも十分なのかも知れません。

例えば、ボクは15年以上ソフトウェアを開発してきました。最初の数年はプログラマとして、それ以降はSEとして携わってたんですね。ここで、プログラマとして本を出版したとします。開発者としては未熟です。なので、リテラシーも低いんです。

それが、10年を過ぎたあたりで本を出版したとします。SEで活躍しているわけですから、リテラシーは全然違います。

ターゲットにする層も全然違いますよね。


すみません

なんとなく、書きたいと思ったので書きました。悪意はありません。ただ、どの本も興味を持ったから買ったのは事実です。書評として、こき下ろすようなことはしたくないので多くを伏せています。

とは言え、愚作があったり、良書があったりするから面白いんだと思います。平均的な本でも気づきがある場合もあります。

それに、購入側のニーズもあります。なので、色んなクオリティの本がある。これでいいんだと思います。ただ、物足りなく感じたりするときも、メチャクチャ学びがあるときも、読書の世界だな。と。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?