IPOについて

新規公開株。

非上場の会社が上場する際に、投資家があらかじめ株を買える制度。
上場先は問わない。

■仕組み

IPOのお知らせ→ブックビルディング期間(申し込み期間)→公募価格決定→抽選→購入(当選時)


ブックビルディング期間に申し込みをする。
株は1単元=100株で購入可能。
なお、購入できる株数に上限がある場合がある。

ブックビルディング期間の総申し込み株数に応じて、公募価格が決まる。
買えるかどうかは抽選で決まる。
当選確率は数%。
抽選が当たれば、公募価格にて株が買える。

■購入後

株を購入後、初値が決まる。
だいたいの投資家は、初値で株を売る。

逆に、初値が出て市場が動くと、初値よりも株価が下がることがある。そのため、リスクを避けるために初値で売る。

この場合、上場日の前日の取引時間外に売り注文を行うことが多い。

なお、外れてもお金(預かり金)は回収されない。
購入時の手数料はゼロ。売却時は必要。

■なぜIPOが儲かりやすいか?


なぜなら、初値>公募価格となるのは8割以上で、高確率で利益が出るため。

IPOする企業は、公募価格を低めに設定する。
株式の売れ残りを避けるため。(証券会社と相談して決める)

初値>公募価格になると、投資家・市場からのイメージアップになる。
そのため、企業サイドで初値で高値を付けたいというインセンティブが働く。

■当選確率


繰り返しになるが、抽選に当たる確率は数%。

そのため、複数の証券口座で申し込む投資家もいる。
IPO申し込みには、あらかじめIPO株を買うだけの金額を抽選時に証券口座へ入金する必要があるため、申し込む証券口座が増えるほど必要な金額は増える。

証券会社によって、一定の条件で投資家ごとに当選確率を変えているところもあれば、完全に平等なところもある。

■初値で売却しない場合


株式公開後に売却せず、そのまま保有してさらなる含み益を狙う手段もある。
この場合、基本的には一年の決算の数字を見て売買を考えていくらしい。
(期中に、売買に影響する出来事がある場合を除く)


間違えてる部分があったらごめんなさい。

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