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仮説テントは、あくまでも仮の日常を主張するように、意味付けされた無用な間隔のパイプイスに…
上目遣いでまばたきして 追い付く筈なんてない 雨粒が連れ去って行った 春の温もりを追った …
背中を撫ぜるとイボがある イボだけ余計に撫で回す お前は可愛い年寄りだ 背中にイボの一つで…
蕗のとうもいつの間に とっくに食べ頃過ぎていた ちゃっかり散歩のおばちゃんは とっくにたら…
闇を突いてほっついて 都会の寝床は生臭い 鼻をつまんで花粉症 丸めたティシュは道標 路地裏…
純潔さも見過ごすような 未来を夢見る無謀さを その風体には漂わさず 生まれたばかりの希望を …
春先の風は気が早い 名前を呼んでも止まらずに しっちゃかめっちゃか飛んでいく そんなに急いでどこへ行く 竹はしなって道譲り いつもの事だと気に留めず 重たい雪より楽なもの カサカサ笑って服を脱ぐ いくつか山が燃えたのも 夜に騒いだサイレンも おまえが残した足跡で 動けぬ奴は灰になり おまえに恨みのひとつでも くれてやろうと思うけど 結局おまえに運ばれて 新たな命の種になる
カッタンカタコトかっちゃんこ 緑のペンキのうすらはげ ぶーらんぶるるんプッチプチ 裸足のス…
果報を待ったら寝過ごした 誰も起こしちゃくれなんだ いっつも寝るまで怒ってた しまいにゃ丸…
カーテンは そのまま 閉めていて 窓も開けなくて 構わない 暗い部屋 空気を止めて あなたの姿 …
小さな世界 ひとつの社会 馴染めない奴は こぼれ落ち 這い上がる道も 自己責任 大っ嫌い 友達 …
にこにこしながら歌ってる もぐもぐしながら歌ってる ふりふりしながら歌ってる くるくるし…