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隙間時間にも子どもをワクワクさせよう!水平思考クイズ
長い休みの後・・・
年々切り替えに重みを感じるように・・・
と思ったら違いました!
永遠の27歳ですからね!笑
全く落差など感じません♪……(o_ _)oパタッ
共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨
教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌
どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。
共育LIBRARYりょーやん、元教師です。
あなたは『羊たちの沈黙』という
映画を観たことがあるでしょうか?
有名な映画なので、
観たことがある人もいるでしょう。
ではジャケットの画像は覚えているでしょうか?
これですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1714870801306-qCMYL6YbOk.jpg)
この画像をみて、通常の感覚なのか、
異常な才覚の持ち主かが分かるそうです。
通常の感覚であれば、
「ああ、蛾の上にドクロのマークがあるな」
で終わる。
しかし、異常な才覚の持ち主は、
さらに奥へと進むそう。
よく見ると、ドクロの中は・・・
人間のある様子が描かれています。
このような、
一見気付いていそうで意外な盲点がある指摘に
人間は驚きや好奇心を抱きます。
FBIの心理テストで
母の葬儀に来たある参列者に
姉妹が揃って一目ぼれをしました。
そしてその数日後に妹が姉を殺害してしまいます。
なぜでしょうか?
といった問題があると聞きます。
答えは
姉の葬儀で、もう一度
その方と会えると思ったから。
というもの。
シリアルキラーのような、
通常の思考と違う考え方をもつ者を捜査する上で、
必要な思考法なのだそうです。
そんなFBIの試験にも使われているクイズに、
「水平思考クイズ」
というものがあります。
これは子どもはめちゃくちゃ熱中します。
正直大人でも分からない人は
分かりません。
そして、
テストができる子どもが正解するわけでもない。
だから面白い。
筆者は、お楽しみの時間や
授業が早く終わった隙間時間なんかに
こういったクイズを出していました。
そんなちょっとした空き時間にできるクイズを
紹介していきますね。
(こわいものはほとんどありません。5問目だけは人によってはこわいかもです・・・)
⓵かごの中のリンゴ
![](https://assets.st-note.com/img/1714905502798-A3NMu9a3tg.jpg?width=1200)
部屋の中には
リンゴが6つ入ったかごが置いてあり、
女の子が6人いる。
女の子たちは
1人1つずつリンゴを取っていったが、
全員がとり終わっても
かごの中にはリンゴが1つ残っている。
なぜだろう?
とてもシンプルな問題ですね。
教室であったらならば、
黒板に問題文を書いた上で、
「答えが分かったら先生の近くでそっと教えてください」
と言います。
何度チャレンジしてもOK。
すると次々と子どもがくる。
「誰か1人は取らなかった」
「誰かが返した」
「食べちゃった」
などなど色々な答えが出てきますが、
問題文を捻じ曲げることはできません。
こういうクイズを、
通学団指導が終わった
ちょっとした時間にやっていたので、
放送が入って運動場に集まるときに
子どもたちに追跡されます。
「先生、この答えじゃだめ?」
「ヒントちょうだい!ヒント!」
しかし、筆者は淡々と
「さあ、放送がかかったから並ぶよ~」
と言うと、
「ええ~!!」
と色々な学年の子どもたちに責められます。笑
そして、校門の近くで別れるときに、
そっと答えを教えてあげたりしていました。
答えは、
最後の1人はかごに入れたままりんごを取った。
というものです。
あなたは分かったでしょうか?
これが分かる人は、
相当人間の盲点をつく考え方ができる人。
特殊捜査なんかに向いているかもしれません。
⓶双子の赤ちゃん
![](https://assets.st-note.com/img/1714905541346-3rau07saOZ.jpg?width=1200)
2人の赤ちゃんが同じ年の同じ月、
同じ時間に、病院で、
同じ母親から生まれました。
でも2人は双子ではありません。
なぜでしょうか?
これは、分かる人は分かるかもですね。
子どもの中にも、
数人正解した人がいた気がします。
注目すべき内容は、
「2人」「双子」
でしょう。
ここに捉われすぎると、
思考の迷宮に入ってしまいます。
正解は・・・
その赤ちゃんたちは、
三つ子のうちの2人だった。
答えが分かれば簡単。
でも、なかなか思いつかないんですよねぇ・・・
⓷エレベーターを降りる男
![](https://assets.st-note.com/img/1714905623480-S41ltbZzyE.jpg?width=1200)
あるマンションの10階に住んでいる男がいます。
男は1階に行く時はエレベーターを使うのに、
10階に上がるときは、なぜか、
エレベーターで7階に一度降りてから、
階段で10階まで上ります。
なぜでしょうか?
子どもたちから出るのはこんな意見です。
「7階までのボタンしかないマンションだった」
「男は運動がしたかった」
などなど。
しかし、不正解。
ヒントなしで正解した子は
いなかったかもしれません。
ヒントは「男」という表現方法です。
正解は・・・
男というのは子どものことで、
上りのときは背が届かず、
7階までのボタンしか押せなかった。
ということになります。
ちなみに、
筆者も水平思考クイズはなかなか解けないタイプです笑
こういうのをパッと解ける人は、
どういう思考回路をしてるのかな~と
気になりますね。
⓸トラックの運転手
![](https://assets.st-note.com/img/1714959253367-ojF7rTWEr5.jpg?width=1200)
あるトラックの運転手が
一方通行の道を逆走してしまい、
その姿を警察に見られてしまいました。
けれども警察からは何も言われませんでした。
なぜでしょうか?
これは不可解ですね・・・
一方通行という交通ルールが通じる学年なら、
クイズを出題することができます。
「本当は一方通行じゃなかった」
「警察は実はアイマスクをしていた」
・・・前提は崩せないのだよ、君たち。笑
これも1人ぐらいは正解者がいたかもしれません。
正解は・・・
トラックの運転手が自分の足で
一方通行の道を逆走していた。
言われてみれば、
「ああ~」
となるんですけどね!笑
さて、最後の問題はちょっと難し目ですが、
1番盛り上がります。
⓹天国と地獄への切符
![](https://assets.st-note.com/img/1714905636240-akUTYMhQqp.jpg?width=1200)
これは難問ですが
ぜひとも正解を知っておかねばとなる問題です。
あの世へと続く道には、
天国と地獄への別れ道があるといわれています。
今回の問題はそんなひょっとしたらのお話しです・・・
天国へ続く道と地獄へと続く道の分かれ道があります。
ただ、どちらが天国で、
どちらが地獄なのか分かりません。
分かれ道の前には、それぞれ地蔵が立っています。
地蔵に質問をして、天国へと続く道を見つけてください。
【質問のルール】
① 質問は1回しかできません。
② 一方の地蔵は、どんな質問にも必ず正直に答えます。
③ もう一方の地蔵は、どんな質問にもうそをつきます。
④ どちらの地蔵も、「はい」「いいえ」でしか
質問に答えることができません。
⑤ 地蔵の見た目は同じで区別をつけることができません。
さあ、天国へと続く道を見つけるための
「たった一つの質問」は何でしょうか?
イメージ図はこんな感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1715043900250-xv50lL640x.jpg?width=1200)
これは難しいので、
よく遠足のオリエンテーションなんかの
ミッションとして取り組ませていた記憶があります。
班で協力をして、
解くことができたらスタンプゲット
みたいな感じです。
もちろん、
ヒントカードとかも用意して、
何枚ヒントカードを使ったかで
得点が変化するみたいな工夫もしていたと思います。
最大のヒントは、
「もし〇〇なら」で始まる質問文を使うことです。
正解は・・・
もし、「こちらの道は天国ですか?」と尋ねたら
あなたは「ハイ」と答えますか?
この尋ね方をすると、
どちらの地蔵に尋ねたとしても、
地獄に続く道の場合は「いいえ」
天国に続く道の場合は「はい」
という答えが返ってきます。
こんがらがってしまう人は、
紙に実際に右が地獄と仮定して・・・
と書き出すと分かりやすくなると思います。
答えを知らないと
安心して眠れないですね!
まとめ
![](https://assets.st-note.com/img/1714960104170-dlsHbNOfvQ.jpg?width=1200)
いかがだったでしょうか?
クイズを出すといっても、
一味も二味も違うクイズを出すと、
「この先生が出してくる問題は何か違う」
となり、
子どもたちは楽しみにするようになります。
現に、通学団の担当をする子どもたちも、
学年やクラスが違っても、
「先生、またあの面白いやつやる?」
みたいな感じで尋ねてきていました。
そういった、
ほんの少しの隙間時間ですら、
子どもの心を動かす活動を行っていけば、
知的で好奇心溢れる子どもに育っていくでしょう。
少しでも、
面白いと思っていただけたら幸いです。
この記事で紹介した水平思考クイズは
子ども向けの簡単なものがメインです。
他にも色々と難しいものもあるので、
興味のある方はネットで検索してみてください。
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いつもいつも、最後まで読んでくださり本当にありがとうございます!
明日の記事は、
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📘今週のLIBRARYのラインナップ📗
(2024.5.5~5.11)
📒→全員最後まで読める記事
📓→メンバー以外は途中まで読める記事
【月曜日】
📒国語力の出発点に迫る!我々の「読む」はどうやって形成されるのか?
【火曜日】
📓《教育⑤》今週の1冊 from library
📒隙間時間にも子どもをワクワクさせよう!水平思考クイズ
【水曜日】
📓教師の終身雇用崩壊の可能性
【木曜日】
📒分かる!忘れない!「地政学」を社会科に取り入れるべき?
【金曜日】
📓リーダーは「育てる」ものではない
【土曜日】
📓《note論》なぜ多くの人が共同運営マガジンの運営者になるのか?その方法は?
📒関係者だけが知っている「教務主任」の仕事の裏側
【日曜日】
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