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孤独力

最近ようやく終始半袖でいい気候になってきました。

低体温なのか、
まだそこまで暑さを感じなかったんですよね~

でも冬も特別寒がりというわけでもない。
我ながら不思議な肉体です。笑


共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨

教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌

どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。

共育LIBRARYりょーやん、元教師です。


世界中で未婚率が増えている。

そうなると、
必然的に一人で過ごす生活スタイルの人が
増えていくことになります。

一人でいることこそが、
気楽でストレスがない
と主張する人もいれば、

孤独でいることで、
高年齢で病気になりやすい
という調査もある。

果たして、真相はどうなのでしょうか。

孤独をプラスに昇華する人と、
孤独をマイナスに抱えてしまう人は、
何が違うのでしょうか。

そこでこの記事は、

「孤独力」

というテーマで、
記事を書いていきます。

そこまで深刻にならず、
楽しむ程度の感覚で、
読んでくださるとうれしいです。


なぜ孤独を感じるのか?

筆者は、
人間は2種類いると考えています。

それは、
孤独がなければ生きられない人と、
孤独では生きられない人です。

正直、これは、
生まれ持った気質にも規定されるので、
どちらがよい、
どちらが悪いという話ではないと考えています。

例えば、
心理学のビックファイブという気質には、
外向性と、内向性という性質が存在します。

内向性は、
自分自身と対話することに時間を費やすタイプです。

自分の中で
思考やアイディアが熟成されていくので、
クリエイティブな活動をすることに向いています。

世界中の人間のうち25%は、
内向性の人間が存在するそうです。

自閉スペクトラム症の気質を持っている人も、
間違いなく内向性です。

そもそも社会性に凹みがあるので、
大勢の人と関わっているよりは、
できるだけ、一人や少人数でいる方が、
快適でしょう。

触覚の過敏性やHSPなどの気質で、
多くの人ごみが疲れる人だっています。

一方で、外向性の人は、
人と一緒にいることに安心感を見出します。

できるだけ大勢の人で
ワイワイやっているのが好きな気質。

どっちがよい悪いではなく、
これらの両方の性質が
バランスよく存在するからこそ、

何かをクリエイトする人たちと、
それを使ってみんなで働く人たちなどの、
社会的な役割の区別がついている。

おそらく前者の内向性タイプの人は、
もともと孤独こそが快適なので、
孤独でも生涯ずっと快適なまま
の気がします。

対して、外向性の人が、
今まで多くの人と一緒にいたのに、
死別してしまったなどで、
自分が取り残されていったのならば、
孤独を感じるのではないかと考えます。

今まで当たり前にあったものがなくなれば、
それは精神的に苦しさを感じてしまうでしょう。

よって、
自分の気質に合わせて、
それぞれの「孤独」の対策を
すればよいのではないでしょうか。


孤独こそが人間をつくる

筆者は当然ながら、
孤独でも全然いけるタイプです。

よって、ここからは
孤独であることの魅力を語っていきますが、
「内向性派」の意見に偏ってますので、
その点はご承知おきください。笑

筆者は孤独こそが人間をつくると思っています。

例えば、
教師と言う仕事は孤独に耐えられなければ、
務まりません。

なぜなら、
全員が学級担任というリーダーとして、
自分の組織のことを決断
していかなければならないからです。

自分一人で考え、
自分一人で実行し、
その結果の責任は自分がとる。

この過程には、
常に自分自身との対話が必要になります。

仕事はどうしたって、
孤独に耐えなければならない場面があります。

リーダーは周囲に理解者がいなくても、
仕事をやり切る責務
のあるポジション。

そう考えると、
孤独力を持っている人しか、
かなり上のポジションは務まらないのではないかという印象です。

孤独とは筋トレのようなもので、
そうやって一人で責任をとる立場の中で、
様々な葛藤や逆境を乗り越えるからこそ、
人間の「深み」を表現できる気がするのです。

30代以降は、
それぞれ家庭がある人もでき、
友人関係も疎遠になっていきます。

その中でも
自分自身を向上させ続けることができるのは、
やはり孤独力が強い人
なのだと思います。

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