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「覚悟」の話。

もうすぐ7月。

夏休みが近づいてくると、
なぜか胸がわくわくしてしまいます。

もう、私に、夏休みはないというのに・・・

嗚呼、神様・・・笑


共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨

教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌

どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。

共育LIBRARYりょーやん、元教師です。


「覚悟」

社会人になってから、
よく耳にするようになった言葉です。

何か物事を成し遂げるとき、
大きな役職や仕事を請け負ったとき、
必要であると言われます。

ただ、筆者の感覚では、
覚悟の話はあまり職場では耳にしません。

やはりこのような話は、
多少なりとも厳しさを兼ね備えるからでしょう。

だからこそ、
非常にディープな場所で、
ディープな人たちが集う場所でしか、
教えてもらったことがありませんでした。

覚悟がいつも必要だとは思いませんが、
人生の舵をうまく切っていくためには、
ある程度必要なもの
だと思っています。

今回はそんな「覚悟」の話をしていきます。

なるべく、
段々と濃くしていくようにするので、
最初は安心してご覧ください。笑

現代の労働の価値観とは、
多分にかけ離れているものもありますので、
そこはご了承ください。

閲覧注意になったら、
遠慮なくエスケープしてくださいね!笑

では、始めていきます。



マイナスに追い込む

ここからは、

「覚悟の法則」

のような形でカテゴライズして、
覚悟の話を進めていきます。

覚悟をもっている人に共通すること。

それは、

「自分をマイナスに追い込んでいる」

ということです。

これは、
意図的であったり、
偶然であったりします。

例えば、
京都にあるMKタクシーという会社。

この会社は、
日本人の方が起業しているわけではありません。

国外から来た人は、
日本人からしてみればよそ者。

その中で会社を起ち上げるということは、
並大抵のことではない。

そのことを知っていた経営者は、
日本人が10時間働くなら12時間働く。

日本人が6時間睡眠なら4時間睡眠。

日本人が米を食べるなら粟を食べる。

そのような「覚悟」を決めて、
仕事をしていたのだそうです。

他にも、
News picks Bookを起ち上げた人物に、
箕輪厚介という人物がいます。

『死ぬこと以外はかすり傷』

という本も出版していますね。

彼は、
普通の生活をしていては、
成果を上げることができないと思い、
自分の給料の3分の2の値段をする住まいを借り、

自分をマイナスの状態に追い詰めて、
仕事をしたそうです。

だからこそ、
とび抜けた成果を出すことができた。

地方創生で活躍している
木下斉さんも、

地域を本気でよくしていくためには、
自腹を切って、
汗をかくことができる覚悟
があるかが、
大前提だと言っています。

金銭的にも、
マイナス面を背負うということです。

筆者も、
自分では普通のつもりだったけれど、
周囲とは違う熱量で行動できていた時期があります。

例えば、
海外留学に行っていたとき。

同期は既に働いている状態だった。

濃い経験値を日々積んでいる状態だった。

そんな中、留学に行くのだから、
必ず英語を身に付けてこよう。

そのような思いで挑んだからこそ、
周囲に流されることなく、
英語を話すことにひたすら集中することができました。

教員になった時期もそうです。

「同期より2年遅れてなったのだから、3倍はやるつもりじゃないと追いつけない」

そのような気持ちだったと思います。

ただ、やり過ぎると無理がたたるので、
程度が必要だと今は考えていますし、
期間も限定すべきだと思っています。

程度は自分で調整する必要はあれど、

「マイナスの分を取り戻す」

という、
認識の持ちよう次第で、
自分のエネルギーの基準量が
変化したりするので、
人間は不思議です。

「今こそ必要なとき」

と見極めたときに、
使えたりするといいですね。


120点のゴールを定める

人間の脳は、
やりかけたものを最後までやって
完成させようとする習性があります。

だからこそ、
目標を定めると、
その目標に向かって自動的に自分が動いていったりする。

ただ、逆を言えば、

「完成した」

と思ってしまったのならば、
脳はそれ以上思考するのを止める
ということ。

そんな脳の性質を利用して、
120点のゴールを定めて
覚悟を上げる
という方法もあります。

テストで、
本来の自分の目標が80点だとするならば、
それよりもちょっと上の点数を目標にする。

例えば、95点。

95点の目標なので、
かなり覚悟が必要になります。

そして、95点という指標を基準に、
自分の行動を設計していく。

そのままエネルギーを費やし、
結果は・・・90点!

「ああ~95点には届かなかったかぁ~」

そうなってもいいのです。

なぜなら、
当初の目標は80点だった
のですから。

結果的にかなりの余力を残して、
目標を達成したことになります。

このように120点のゴールを定め、
それを思い込むことで、
かなりの覚悟が上がるでしょうね。

「他の人は80の覚悟で来ている場所に、一人だけ120点の覚悟を持っていけば楽勝なんだよ」

そのように言っている経営者もいます。

そんなことを計算しながら、
目標や基準値をコントロールするのも、
1つの手段なのかもしれません。

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