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死とどう向きあうか 虚弱児がまさかこうした超高齢になろうとは考えてもいなかった。その…
死は恐ろしいから論じたくなる 六百里(2400キロ)、百五十日の「おくのほそ道」の旅を…
勇者は死を懼れない 「姨捨山(うばすてやま)伝説」は、農耕社会では欠かせない長寿者尊重の…
人間の生命は地球より重い 石川啄木が十七歳の時に綴った日記『秋韷笛語(しゅうらくてき…
死者は無限の時間を生きる 中国統一を果たし、勢いに乗っていた秦の始皇帝は、徐福(じょ…
人生は川の流れのごとく 始めがあるから終わりがあり、出会いにはいつか必ず別れの時が訪…
捨てきれぬ生への執着 結婚五十年という節目の「金婚式」にこれといった改まったお祝いをすることもなく、傘寿と喜寿となった。幾山河を超えてきた二人にはそれなりの忘れ難い出来事がそれぞれにあるものである。 女房孝行を急に思い立ち、家人をいきなり電話で呼び出し、なんの計画もなく神奈川県の三浦半島に向かった。 三浦岬の海辺に出てみると、風はなく青空である。夏の初めで午後とはいえ陽も高かったので、傍らの小型の磯船の船頭さんに頼んで城ヶ島一周としゃれこんだ。 観光シーズンには