見出し画像

Japan Dreamin'2020に初参加した話

はじめに

昨年参加させていただいた Salesforce Advent Calendar 2019 の記事の最後に
少し触れていた、Salesforceのコミュニティが主催するカンファレンスイベントであるJapan Dreamin'に参加いたしました。

実は今更ここでお伝えしますがわたくし、Japan Dreamin'は初参加でした。

昨年は正直どんなイベントをするのかもわからなかったし、何を得られるのかということも想像がつかなったこともあり行かなかったのですが(こら)
参加者の盛り上がり・イベント内容をというものをSNS越しで後日知り
「行けばよかった」と後悔。。今年は参加しようと決めていました。

しかし!いち参加者として学ぶこともいいけど、昨年SWTTで登壇したし
あの人数の前でお話する機会をいただいたことが本当に大きかった…。
しかもこんな私のキャリアのことに耳を傾けてくださる方がいるなんて、と
(確かに他の方々と違って異色のキャリアを歩んでいると思うけども)
ありがたいことに「必要とされていること」を実感することもできた大変貴重な経験だったため、今回はそんな異色の経歴からどうにかこうしてAdminの仕事を独り立ちして仕事ができている話ができるのではないか?
そんなわけでドキドキしましたが、スピーカーの応募をしてみました。
(…いざ応募したらまさか当選するとは思わなかった汗)

Japan Dreamin' で話したセッション内容について

今回は、22年目だった事務職のキャリアから離れ、Salesforce Adminに
キャリアチェンジしたということで以下の3つのポイントに絞って
お話ししようと決めて準備をしました。

画像1

1. これまでの組織と今の組織って何が違うの?
2. やっぱり失敗談もあるよね?
3. 今までの環境を手放して新しい会社で使いものになってるのか?

転職→企業が期待するのは即戦力
そのために何が必要?

前職で正社員で働く前の仕事は○イナビの支社内の派遣社員だったのですが
社員の方達の日々の研鑽する姿や働くことを扱うことについていろんな向き合い方をしていることを身近に感じる機会に恵まれました。
「働くこと」についてきちんと考える機会があったこともシンプルながら
結局新しい場所で働くことである程度キャリアを積んだ人に求められるのは
この言葉に尽きるんだな…と身近で実感したのが大きかったです。

せっかくならその頃に実感したことを実践して前職も走り抜けたので
前提が整うと、阻害する要因があっても一歩以上前には確実に進めている
現実と比較をしなくても今できることを整えておくと怖くないということを
今回の短い時間のセッションでお伝えすることにしました。

画像2

あの人数の方々の前で話したのは初めてでした。
正直SNSに一つも話題にならないと思っていたしニッチな分野だったけど
意外とTweetで取り上げていただいていてびっくりしました。
(ありがとうございます…)

本当に話すのが下手な分、資料でカバーさせていただきました
拙い言葉を受け取ってくださった全ての方に感謝しています。
ありがとうございました。

お話をしていて個人的に印象的だったのは…
ここでフフフ、、と苦笑混じりの笑いが起こったことでした。

※文字では攻めたこと書いていますが一個人の気概です、と口頭で補足しています、念のため。
話しながら自分なりにいろいろと察しました(笑)
一緒にこれからも頑張りましょう…。私も頑張ります^^

セッションの資料について

実は私の登壇するセッションのちょうどひとつ前の14:00台のセッションで
このセッションを聴講していました。

私も元々PowerPointでの資料作成などを前職のマニュアル作成をしていて
拠点が異なる幅広いエリアのスタッフから「こんなマニュアル待っていた」
「わかりやすい!」と言われて好評だったことは何回もあったけれど
誉められてもあまり浮かれられなくて「いや、これは正解じゃない」と。
個人的にまだまだだよ…という気持ちで普段からいっぱいでした。

だってマニュアルの内容とプレゼンに乗せるメッセージの中身は全くの別物。
「スライドでメッセージを伝わるように伝える」という目的が伴うのなら
センスやポイントをひとつひとつ丁寧に押さえておかないと勿体無い
ことに。
私にはそんな披露するプレゼン資料を作る場数が不足しているので、かなりこのセッションは楽しみでした。

セッションに参加して私も思わずうんうんうなづきながらリアルな感想を残したくてTweetを連投しまくっていました(笑)

そして余談でこんなことまで。

そうなんですよね。アニメーションはホント難しい
一番受け取る側に無難な動きを見せるべきだろうな…と感じているので
私も自分が話したセッション資料は一貫してフェードを使っています

初めてAdmin女子部でLTデビューして初めてアニメーションを使ったというほど
実は普段から必要がないならアニメーションは全く使うことはない
スピーチの時には「メイリオ」「極力24pt以上」「色は多用しない」
という最低限の基本を自分なりに考えてルールを設けていました
今回もこのルールはちゃんと守って作ってみました。

そんな自分なりのルールのもと、セッション受講前に作成し・当日発表を行ったセッション資料はこちらです。どうぞご覧くださいませ。

「 Japan Dreamin'2020 Salesforce Adminのおぼえがき(転職・LEXデビュー編)_Before」

セッション資料をブラッシュアップしてみた

Japan Dreamin'が終了して改めて自分の参加したことを省みた時に
伊藤さんのセッションであんな貴重な学びを得てテンプレートもDLできた、
しかも私は人様の前でセッションでスピーチをしたという貴重な経験もある。

Salesforceの技術にはあまり直結しない内容になるかもしれないけれど
私の資料を比較してもらうことで反面教師となるはず…。
あの資料をブラッシュアップして公開した方がよかろうもん!!!
という衝動の下、当日話したセッション資料をブラッシュアップしました。
どうぞご覧ください。

「Japan Dreamin'2020 Salesforce Adminのおぼえがき(転職・LEXデビュー編)_After_愛おしきテンプレートVer.」

劇的に変わってしまいました。
あの時お伝えしたメッセージがさらに伝わること違いないほどに!!

メッセージを伝えるということは色々な見え方・感じ方があるけれど
感じる感覚を平準に近づけるための工夫は常にし続けないといけないし
(これって難しい。「主観の平準」ほどちっとも当てにならないから)
自分のルールを常にアップデートし続けることは大事だと再確認しました。

これからも定期的にカスタマイズしながら受け取る側ファーストのものを
機会があれば作っていきたいです。

伊藤さん、このたびは貴重なお時間をありがとうございました。

おわりに

今回、Japan Dreamin'に初参加・スピーチで数多くの学びを得られました。
そしてJapan Dremin'の前に既に私のTwitterをフォローいただいていた方にも
直接ご挨拶させていただくことができました。
名前と顔がちゃんと一致したし(笑)
初めて出会った方々とも繋がることもできたし本当に嬉しかったです。

このイベントが終わってから日常でどう生かそう?
そう考えた時に現状のことに目を馳せていると現状の環境は幸いなことに
恵まれているSalesforceの組織であることを再確認しました。
(現職にコンサルで入っていただいていて、今回のセッションで寄り添うことが必要とお話を届けてくださったTeedaさんのおかげですが)

ユーザの入力漏れも新人で慣れない方で一時的に発生することはあるけれど恒常的に漏れていることないし、全て標準機能で構成されているからカスタマイズも確認しながら行えている。
レコードタイプすらないほどシンプルで綺麗な構成という環境もおそらく珍しいはずで…。
あとは会社全体でこの組織をもっと活用する可能性を秘めているからどう引き出すか…という部分がまた動くと変化が訪れそうです。

そんな環境の中、いつでも動けるように今以上に数式を使いこなす・プロセスビルダーで適切に設計を行うなど技術的なことがまだまだ不足していることが自身の課題です。
LEXに移行済で奥の深い標準の機能でできることを腰を据えて学べる環境を生かして、Salesforceを活用するための新たな成長を得たいと改めて感じました。

次回はどのような形で携わるか未定ですが、1年後に新たなものを掴んで
みなさまにお会いしたいです。

記事や写真を好きと伝えてくださったり、ここがきっかけで繋がれると嬉しいです。※SNSへの記事のURLのシェアはOKですが、記事や写真自体を他媒体へ転載したい場合は必ず事前にご一報ください。