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オンライン座談会から見えてきた鹿児島の未来:僕が伊藤祐一郎さんを応援する理由2

鹿児島県知事選がはじまって17日目。今日はいよいよ選挙戦最終日。そして明日は運命の投票日。これから4年間の鹿児島を占う、まちがいなく大きな分岐点のひとつに、2020年7月12日という日は位置づけられると思う。​

今朝の南日本新聞の一面。大きく「情勢混沌」とのこと。一週間前の時点でのメディア各社の世論調査を見ても、いずれも三者三巴の様相で、こうなってくると、おそらく最終結果は僅差になるはず。たとえば1,000票差だったら、500人の違いで結果が変わってくる。鹿児島県の有権者が約135万人ということを考えると、これはもはや誤差だ。今回ほど一人ひとりの一票が大事な選挙も珍しいと思うので、どうか念には念を入れて、皆さま投票よろしくお願いします。

全部で11回 毎晩続けてきたオンライン座談会

さて、前回の記事「僕たちはいま民主主義の限界にぶち当たっているのではないか」と書いた。この文章を書いたのは7月1日のことだったので、あれから10日が経ったことになる。実はこの間、毎晩のように伊藤さんと「県内若手リーダーと語るオンライン座談会」を開催してきた。

毎回1時間以上、全部で11回。7月4日からは毎晩やってきた。選挙においてこのような形で、候補者と市民とのオープンかつ自由なやり取りがなされたことは、鹿児島県ではもちろん初めてだったと思うし、全国的に見てもかなり先進的な取り組みだったのではないか。

各回のゲストは鹿児島が日本・世界に誇る若手経営者の皆さん。僕自身初めましての方も何人もいて、こんなにも志ある素晴らしい人たちが鹿児島に居たのだということを知って、この地に生まれたことを心から誇りに思える時間だった。

おそらく誰ひとりとして、これまで選挙というものにちゃんと関わったことのない、政治の世界とはほど遠い人たちだったのではないか。そのみんなが、それなりに立場もある中でリスクを取り、実名と顔を出して座談会に出演してくださり、その後たくさんの人が伊藤さん支持をSNS上で表明し続けてくれている。

振り返ってみて、これは民主主義の新しいカタチを模索する取り組みであり、自分たちなりの政治に対する手触り感を取り戻すための挑戦だったのかもしれない。

恐るべき知力と体力、そして

一方でこういう取り組みを他の候補者もやってくれたらいいのにね」という声をよく聴く。僕もたしかにそう思うけれど、よくよく考えてみると、これはそんなに容易いことではないことに気がつく。

選挙中、もちろん候補者は毎日毎日、早朝から夜まで、ずっと活動している。当たり前だ。このオンライン座談会は毎晩19時半からスタートした。伊藤さんが画面入りするのはいつも本番10分ほど前。そして実はこの座談会、事前のレクチャーみたいなものは一切ない(候補者にそんな暇はない)。こちらとしても毎日ほぼ前日に出演者が決まってからの企画なので、準備は到底追いつかない。ほとんどぶっつけ本番だ。

ぜひ上で載せたリンクから飛んでいってみてほしいが、座談会のテーマは「子育て」から「経済政策」や「介護福祉」まで、地域も「天文館」から「大隅」そして「離島」まで、本当に多岐にわたる。それをすべて、ネットからの質問まで含めてその場で答えていってしまうのだから、すごいとしか言いようがない。他の候補者にこれを同じようにやってほしいと言っても、それは難しいのではないだろうか。

※さらに言えば、伊藤さんは毎晩座談会が終わったあとも、HPの質問箱にくる有権者からの質問にも、真摯にお答えになっていた。その体力たるや恐ろしいものがある。すでに170件答えているので、ぜひ見てみてほしい。

改めて、今回ばかりは伊藤さんに知事をお願いしたい

何度も言うが、今回の選挙はコロナ禍における“非常時の鹿児島”の4年間を左右する大事な選挙だ。ここに来てさらにクラスターが発生して感染が拡大していることを考えると、知事の仕事は就任直後から重大すぎるほど重大だと言える。正直、伊藤さん以外の人が知事になって、その役割を担えるとは到底思えない。

伊藤さんの言葉を借りれば、「県内のすべての地域に、どんな産業があって、どんな担い手がいて、その人たちの顔が見えて、何に困っていそうかの想像ができる。かつ正しい打ち手が何かわからない中でも、肚を決めてやる。その覚悟が必要。」それをイチから勉強している場合では、今はない。

最も印象に残った座談会

オンライン座談会の中で僕にとって特に印象的だった回をひとつ挙げろと言われれば、7/9の夜に行われた「子は宝 -安心して生み育てられる鹿児島であるために-」と答える。

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実はこの回、当初ぼくは出演しない予定だったのだけれど、諸事情あり、ファシリテーターとして急きょ入ることになった。途中トラブルもあって、終始ハラハラドキドキしてた。笑 おそらく伊藤さんの一般的なイメージからは最も遠いテーマとゲストだったのではないか。

県として地球環境の変化に対してどう立ち向かうか

この回の最後の方での、大岩根ひさしとのやり取りが特に心に残っているので紹介させてほしい。ひさしの「気候変動やSDGsなど、社会の前提が大きく変わってきているじゃないですか。その中で縦割りでやろうとすることの弊害、役所内だけでやることの限界が見えてきている気がする。伊藤さんは県庁内外の垣根を越えた連携についてはどのようにお考えでしょうか?」という質問に答えて。

かわいい孫の顔を見ながら、これから100年どうしていこうと考えたときに、未知の要素が多すぎるんだけど、その最も大きなもののひとつが、地球環境の変化。生活様式そのものを変化させなければいけない。

そのためには、あらゆるセクター分野地域を包括した動きをつくっていく必要があるように感じている。そこまで包括的な取り組みをしている都道府県はまだないと思うけれど、チャレンジしてみたい。

この前も書いたが、知事からのトップダウンの動きとと共に、草の根からのボトムアップの動き、その両方の協働と共創があってはじめてこの危機を乗り越え、鹿児島からこれからの時代の地域のあり方を発信できる可能性が出てくるのではと僕は考えている。

そういう意味で伊藤さんのこの言葉は心強かったし、11回にわたって続けてきたオンライン座談会があったことの意味を強く感じた瞬間だった。ここで生まれたつながりからつくられていく未来を、僕は見てみたい。

百年だよ百年!

この回の一番最後、ゲストが一人ひとり感想を言ってくれた場面。ひさしが生まれたばかりの息子を画面に出して、「この子がちゃんと育っていけるように、みんなで協力していい世界をつくっていきたい」と言った後のこと。

それこそ顔をくしゃくしゃにしながら「本当に親ばかだねぇ。百年だよ百年!」と仰ったのを聴いたとき、ようやく伊藤さんの全体性が見えた気がした。孫を可愛がる普通のおじいちゃんでもあり、100年先をちゃんと見据えるビジョンを持った政治家でもあり。

果たして僕たちはテレビや他のメディアから受け取る一元的な伊藤さんのイメージを超えることができるだろうか。泣いても笑ってもあと1日。どんな結果になろうとも受け入れる覚悟を持てるよう、最後まで走り抜けよう。明日、鹿児島の運命が決まる。

※追伸:伊藤さんの原発政策について

「ほんとうに原発を止めたいからこそ、伊藤さんを選ぶ」
各候補の原発政策について、今朝ひさしがfacebookに書いてくれました。環境学の博士でもあり、気候変動の研究者でもあった彼だからこその、現実的な視点。これを書くのにはかなりの葛藤があったと思うけれど、勇気をもらいました。ありがとう。


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