英語で歌詞を書くことについて

おや?
まだ2回目の投稿なのに歳を一つとってしまっているではないか。
月日が経つのは早いよね。

最近は英語で歌詞を書いている。
なんで?日本人なのに、なんで英語で歌詞を書いてるの?カッコいいと思ってるの?
という、謎に尖っていた頃の自分の声が聞こえてくる。
しかも、自分は英語なんて殆ど喋られないし読み書きも翻訳機を使ってやっとだ。
これではいよいよ、ただ単に「カッコいい」と思ってる説が濃厚になってしまいそうなので弁解させて欲しい。

話が長くなるので経緯は書かないけど、この1年で自分には海外の友人がたくさん出来た。
英語で歌詞を書き始めたきっかけというのは単純で、その友人達に親しみのある言語で聴いてもらいたいなと、そう率直に思ったからだ。
初めて彼らに日本語で歌詞を書いた自分の歌を聴いてもらった時、(お世辞だとは思うが)「カッコいい曲!」という嬉しい反応とほぼ同時に「なんて言ってるの?」という反応をもらった。
そこで歌詞を英語に訳して説明するという作業に突入したのだけど、これがなかなか難しかった。
難しかったのと同時に、英語で歌うことを想定したメロディラインをつくる事への興味が湧いてきた。
また、英語で歌詞を書けば、彼らにはもっとダイレクトに自分の曲の持つ雰囲気が伝わるかもしれないとも思った。もちろん、それがプラスの要素になるかどうかは別問題なのだけど。
ともあれそうなれば、音楽なんて自分にとってはもともと楽しくてやってる趣味みたいなもので、試さない理由も無い。今のところ飽きずに英詩にハマってる、といったところだろうか。
ギターをレスポールからストラトに持ち替えた、くらいの感覚に近いかもしれない。

歌詞って、別に言いたいことがあるから書いてる訳じゃ無い。(という側面が大いにある)
とは言え何かを歌いたいし、歌うのであれば思ってもいない事を綴るというのは、少なくとも自分にとってはかなり無理がある。
重くなり過ぎない、ちょうど良いバランスの歌詞を書きたいなぁと最近では強く思う。

音楽との距離感というか、そういうものは自分の中で変わり続けているのだけど、ここのところ強く感じているのは、とにかく歌って踊って楽しいって最高だなっていうこと。
机を叩いたり、床を踏み鳴らしたりしながら、リズムに乗ってるだけで相当楽しい。
じゃあ歌詞どうでも良いじゃん、と言われればまぁそうかもしれない。言葉は余計な時が多々あるね。

あと別に、爆発的に売れてスターの暮らしを満喫したいとかいう夢も今更無い。(いや、ちょっとはある)

そんな自分にとってこの時代の音楽の在り方はとても恵まれているかもしれない。
大きなレーベルに所属する事なく、世界中の人に曲を届ける事が出来る。まぁ、かっこよく「届ける」なんていう言葉を使ったところで、自分のような無名のアーティストからすれば実際には大海原に水を撒くようなものでもあるのだけど。

とまぁ、誰に向けた弁解なのか、自己満足なのだけどこのあたりで許して欲しい。
音楽に関する活動については雑誌の取材はおろか、日常生活において友人からの質問も特に無いので、ここらで少し言いたい事を言えてスッキリした。

日記って良いかもしれないなと思った。
次に投稿する時にまた一つ歳をとっていない事を祈る。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?