CLバルセロナ

ニュージーランド時間だと朝9時から行われるチャンピオンズリーグ。
仕事がなくて本当に良かったと心から思ってる木村恭平です。
今回はたまにはサッカーの試合のことを書こうかと思います。

ナポリVSバルセロナ

正直組み合わせを見た時に大丈夫かなと思いはありましたが、ここ最近のバルサの試合を見ていると不安は強かったです。

キケ・セティエンに監督が変わり、ボールをかなり大事にする昔のスタイルへと舵を切ったことによる弊害が起きていることを見ている人は気づいてると思います。
ボールを大事にしようと思うばかりにチャレンジをする意識が希薄になってボールを保持していてチャンスを伺うだけで、実際にチャレンジして相手を動かしてチャンスを作り出しているのは結局メッシなんですよね。ここ数年。
だから個人の力で打開できるネイマールが欲しいのだろうけど。

今日の試合でも結果的に1点取れましたが決定機と呼べるチャンスはその場面のみ。その1回をアウェー戦で作り出せたからOKと言われたらそうかもしれませんが、ボール保持率に対してのチャンス数を考えたら効率が悪いとは言わざるを得ないし、結局結果自体は引き分けに終わってます。 

史上最高と言われた時はポゼッションをしながらも常に相手の隙を伺い、相手のディフェンスのバランスを崩し得点を重ねていました。今のチームにはそれがありません。ただ回すだけ。 というより相手の間で受けれるチャンスを失ってる場面もありますし、間に入れられるのがメッシだけ。 
それはしょうがないことではあります。それが崩す上で一番難しいので。

それでサイドはどうでしょうか。比較的に1対1を作りやすく、仕掛けられるチャンスは比較的多いです。 ただチームのスタイル上ポゼッションを大事にしているため仕掛けられるチャンスでも仕掛ける事はありません。 というより仕懸けれられません。
今日のバルサだとサイドに幅を取っているのが両サイドバックのセメドとフィルポ。セメドはアシストはしたものの、フリーランの質がそこまで高くなく1対1で仕掛けられる選手ではありません。フィルポに関してもここ数試合しか見ていませんが大事な場面で仕掛けられるほどではありません。

そして失点の場面では枚数が足りているのにセメドがニアに流れる選手につられて大外が空き失点。 VTR見てる感じではセメドが気にしている様子はありませんでした。
得点場面はボールウォッチャーになったディフェンスの裏をセメドが走り(フリーランで最初から中はいるからオフサイドぎりぎり。)にブスケツがスルーパス。受けたセメドが折り返してグリーズマン。 綺麗に決まったゴールではありますが、その前のメッシ・ビダル・ブスケツが細かいパス回しがありボールウオッチャーになっていたのもあるので、何気ないプレー一つにメッシが絡んだからこそ空いたのかなと思いました。

さて、チャンピオンズリーグの次節はブスケツとビダルは出場停止、ピケも今日の感じであれば間に合うとは思いますが・・・、って感じかと。

自分であればどうするか。


順調にいけばジョルディアルバとセルジロベルトが復帰をするはずなので彼らを両サイドバック。センターバックはピケが出れればピケとユムティティ。
中盤はブスケツの出れないアンカーにデヨング、インサイドハーフは右にラキティッチ、左にアルトゥール。
3トップは左にファティを置いて、メッシとグリーグマンは好きにしてくれ笑

おそらくナポリは闘い方を大きく変えてこないと踏んでます。ただ、高い位置からはもっとプレスをかけてくる可能性もあるので、そこはサイドバックを高く位置どりさせてそこの足元に当てて寄らせた中盤とうまくプレスを剥がす。
一度剥がれればおそらくかなり低い位置でブロックを敷くと思うので、そうしたら左サイドはファティ、右サイドはセルジロベルトに幅を取らせてそこに左サイドはジョルディアルバ、右サイドはラキティッチを絡ませて少し強引に突破をはからせます。 最近の試合だとサイドで崩せないから結局メッシ頼みになるわけなので、まずメッシ抜きで崩しにいく姿勢を見せる事で、メッシが空くと思うので。
もちろんメッシ抜きで点を取れるのが一番いいです。じゃないと結局メッシを抑えにくるので。
なのでまずサイドで数的優位になるようにボールを回して数的優位か同数で仕掛けられるタイミングを作るまでひたすら回します。
ただその時にただ単純に横パスばっか回しても相手はずれないので、必ずアルトゥール、グリーズマンに一度ボールを当てさせて中の意識は植え付けさせます。
メッシはその時にも勝手に動いてリズムを変えてくれると思うので・・・笑 

あとはサイドから仕掛けのセットを基本にグリーズマンがボールを引き出し、アルトゥールとデヨングがテンポよくボールを回してグリーズマンとメッシが空いたタイミングを見逃さない。センターバック2枚も隙あらば2人に縦パスを入れる。
基本的にはそこですが、一番はパスのリズムを一定にさせない。
今日の試合ではパスのリズムが前半を中心に一定になっている気がして、ナポリ側からしたら守っていて楽だっだようにも感じます。
もちろんナポリ側もしっかり準備していたようにも感じましたし、その準備をガットゥーゾもしていたなと。

でもそれを破ってのバルサ。カンプノウでのパフォーマンスに期待します。
その前にクラシコ! 残念ながら飛行機の中なので見れません!

長文になりましたが読んでいただきありがとうございました。
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Kyohei Kimura
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