【予告】新刊『水にまつわる奇譚集』

7月になりました。
暑い日が続きますね。

さて、新刊の予告です。
『水にまつわる奇譚集』、水がモチーフとなっている掌編・短編をあつめました。
今月中に通販サイト・BOOTHにて販売開始予定です。

収録作品は下記の通り。

『水にまつわる奇譚集』目次

「夏の水魔」と「水葬都市」は掌編。
こちら、noteでも公開しています。
リライトして収録しました。

「青い小さな魚たち」は結構前に書いた作品ですが、
今回のテーマに合っているかな、と思ったので収録しています。
(暑い日にうってつけのお話です)

「すいれんさん」は今回、一番長い作品です。
白い睡蓮(ひつじぐさ)は好きな花で、このお話で登場させることができてよかったです。
9月発行予定の『カム』vol.21に掲載する「供え物」と、ある意味では響き合う作品です。
よかったらあわせてどうぞ。

「紫陽花の道」は掌編。
六月は紫陽花が咲く道を通って通勤しています。
その道を舞台に、小さな怪異を描いてみました。
短いけれど気に入っているお話です。

紫陽花の道。これは明るい時間なので怪異は起こりません。


以上になります。
暑さも忘れるくらい怖い……とはいきませんが、ひんやりした怪奇幻想を味わっていただける作品集になったかと思います。

どうぞよろしくお願いします。
(了)

(追記)
こちらは9月10日開催の文学フリマ大阪でも販売予定です。
文フリご来場予定の方は、そちらでもお買い求めいただけますので、よろしくお願いします。



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