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私にとっての夏

こんにちは。段々と夏らしくなってきましたね。
夏が大好きな伊藤です。毎日何があるわけでもないのにワクワクしています。

私は昔から夏大好きマンで(名前がめっちゃ夏っぽい且つ夏生まれだからでしょうか)
大人になってももれなく大好きなのですが、大人になると段々周りが「汗をかくから嫌い」「虫が多いから嫌い」などと徐々に言い始め、私の周りではすっかり夏好きな大人は淘汰されてしまいました。

私は紫外線に当たりすぎると発疹が出てしまったりと、日光には弱いのです、が、夏が好き。
ちょっと薄暗く、まだ朝顔が開く準備をしている涼しい早朝、日陰から見る(最重要)入道雲が浮かび蝉の鳴くの日中、ひぐらしの鳴き声を聞きながら水を張った田圃がピンクとオレンジになる夕暮れ時、謎の虫と謎の鳥が鳴き(多分鈴虫とフクロウ)蚊取り線香の香る夜…と、思えば直射日光さえ受けなければ夏の一日中が大好きです。カエルの声もよいですね。

皆さんは小学生の頃夏休みと冬休み、どちらがワクワクしましたか?

私は断然夏休みです。
夏休みに入る前に配られるスイカや浮き輪、アサガオの描かれたしおり、自由研究、絵日記、全てが当時の私をワクワクさせました。

私は小さい頃から絵を描く事が何より好きだったので絵日記をタスクとして課せられる事が嬉しくてたまりませんでした。(でも溜める)

うちの両親は早朝から共働きだった為、夏休みは朝起きてから弟と2人でラジオ体操に行くところから始まります。
お寺が隣にある大きな公園に響くラジオと蝉の声の中、
二つ下の弟のラジオ体操第二の時の「大きくおおきく、小さくちいさく」の手のぶん回し攻撃がきっかけで喧嘩、宥められながら上級生にシールを貰い、引き続き弟と喧嘩しながら帰りました。
帰って近所の友達と竹藪の中の秘密基地で遊び、市場勤の両親が持って帰ってきた大きい氷で作るかき氷を食べ、蚊取り線香の匂いを嗅ぎながら昼寝、たまには花火をして風鈴の音色の中で眠る…夏ってサイコー…あれ宿題やってない…

祖父母の家が千葉の銚子にある為、親の仕事が休みに入ると何泊か泊まりに行きます。
海がとても近く、部屋から海が見えるんです。
おばあちゃんの作ってくれる塩むすびを持って海に行き、泳いだり(浮かんでるだけ)、ヒトデを集めまくったり、綺麗な石やシーグラスを拾ったりしてヘトヘトになったところで食べる塩むすびの最高な事…そしてまた風鈴と蚊取り線香の香りで眠る…宿題やれ

一瞬でもあの頃に戻りたいです。

大人になり、前の会社は都内だったのですが、仕事帰りにコンビニでクリアアサヒを買って川沿いに座り街頭を眺めながら飲むビールが夏はより美味しい。発泡酒は偉い。
思わず飛び込みたくなりますよね。汚いからしないけど。

相当前置きが長くなってしまいましたが、そんな夏好きな私が夏におすすめ…とは言わないのですが、
『私はこの作品でもっと夏が好きになったよ映像作品』をご紹介します。
これ早く言いたかったのに前置き長すぎましたねごめんなさい。


海街diary

これは吉田秋生先生の漫画が原作です。

原作は四季折々を鎌倉で生きる登場人物達のそれぞれの人生が描かれているのですが、映画では主に夏の時期にフォーカスしています。

まずキャストが全員大好きなのと、菅野よう子さんの音楽もマッチしていて私の好みにドストライクでした。

皆が皆家庭環境に恵まれているわけではないのですが卑屈に生きているわけでもなく、和気藹々と朗らかに暮らしている所がなんだか少し気が楽になります。
どこか懐かしく、心が穏やかになる作品です。

なんかもっと楽に季節を楽しんで生きよう〜と思えた映画です。


マンマミーア!


これ私めっちゃ反抗期の時に、母から映画誘ってくれることなんて無いのに、初めて誘ってくれて2人で観に行ったんですよ。だから余計に印象深いのかもしれません。
割とこの映画を見たのをきっかけに反抗期が収まったかも…(そんな単純な反抗期ならやめちまえ)

夏!感と、なんといってもこの映画はずっと肯定に満ち溢れている所が好きです。
私は映画にあまりスリルを求めないので、アベンジャーズもとかも本当に好きなんですけど早くロキ倒して皆が踊るシーンにならないかな〜と思いながら見てます。(アベンジャーズは踊らない)
誰もイライラしないで欲しいしずっと調和を保ったまま敵に挑んでスムーズに勝って欲しい。←ISFP
話が逸れましたがこの映画にはそんな不安感を抱かせるシーンが無いのも大好きな理由の一つだと思います。
後シンプルにABBAがふんだんに使われててよい。
おばさんになっても人生って最高に楽しい!キャンメイクトーキョー!って感じがしてこれからの人生にもワクワクできそうと思えるような映画です。
ディズニー好きな方とかは絶対見て欲しい。

サマーウォーズ


はいでた夏のど定番

夏と言ったらこれ感。

でもやっぱり大好きなんですよね。
細田守監督の映画は「バケモノの子」と「おおかみこどもの雨と雪」が大っすきです。
特におおかみこどもは宗教的に好きです。
私の育児中は常に脳内に高木正勝さんのサントラが流れています。
人生観が変わった映画と言っても過言ではありません。
親友が勧めてくれたというのと、見た時期がそうさせたのかもしれませんが。

話を戻しまして、これまた大好きなサマーウォーズは
友情、家族、恋、若さ、老い、を爽やかに感じられる作品です。
そんな(物理な)関係な皆が結託して(物理的には見えない)「ネット内の敵」と戦うという所がまた面白い所ですよね。
侘助おじさんと結婚したい。

今回夏にフォーカスして且つ好きな作品をピックアップして感想を記しましたが、私は基本「なんか好き」に吸い寄せられ生きていますのでここでこそそれっぽく文にしていますが、思い返すとここが好きだな〜と思って書いています。へへ

そして前回同様もっともっと紹介したいなんか好きな作品が沢山あるのですが、長ったらしくなってしまうのでそれはまたいつか、、

皆さんにとっての夏ってどんな印象ですか?

日々心地よくなんか好きに囲まれて過ごしてる伊藤でした。そいでは〜