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ベンチャーの広報はブラックなのか?ブラックにしないためには?

この記事は広報マーケティングアドベントカレンダー2019の12月1日分です。書き手は募集してますので、書きたいなという人がいましたら、ご登録とブログの執筆をお願いします。集まらない場合は、せっかくなので毎日ブログ書いちゃおうと思ってます(笑)。

この記事にドキっとした。

実は先日、この記事を読んでブラックという部分に反応してしまいました。

記事の中にあったこの部分。

ひと昔前のベンチャーの場合、広告代理事業や不動産、制作会社など、労働集約型の「長時間労働をしたほうが成果が出る」ビジネスモデルが多く、長時間労働する社員が称賛されるカルチャーが醸成されがちだったことも宮田さんは指摘しています。その結果、「ベンチャー=労働時間が長い」というイメージがついているのではないか、といいます。その一方で、昨今のスタートアップはテクノロジーの力でスケールする、労働集約型ではないビジネスモデルが増えています。長時間労働を強いるよりも、働きやすい環境にして採用にプラスにしたほうが得なので、労働時間が(相対的に)短いカルチャーが自然と醸成されているのか、ということです。

属人的で長時間労働になりやすい

PR業務はどうしても属人的で、長時間労働に繋がりやすいのと同じ構造だなと思いました。どこまでやったら終わり、というのが見えにくい。そして手間をかければかけるほど色々できてしまったりする。やりがいもある。さらに言えば、ベンチャーの広報は少人数(場合によっては一人)のことも多い(兼務のことも)。

効率よく仕組みを作ろう、ツールを使おう

努力をする、時間をかけることが悪いことではないのです。むしろいいことかもしれません。でも、自分で何もかもやっていたらブラック化してしまう。そこで必要なのが仕組み化(自動化?)効率化だったり、ツールの利用だったりするわけです。ツールは、家で使っているお掃除ロボット、食洗機、炊飯器に当たるものを見つけて、それを仕事でも応用するイメージです。使うのはいわゆるPR tech(PRテクノロジーについては別の機会にも触れようと思いますが、とりあえず関連リンクを)。

テンプレをうまく使おう

テクノロジーだけでなくテンプレの活用も大事です。テンプレというと、手抜き、型にとらわれている、現場にそぐわない。そんなネガティブイメージを持つ人がいるかもしれません。ここでいうテンプレは、過去の経験を元に、ある程度正しい、使うと効率がよくなる上に、うまくいくことが過去の蓄積により見えているテンプレのことを指しています。うまく使うことで仕事の漏れや抜けも無くなります。このインタビューにも出てきます。

疑問を持とう&何故やるのかを考えよう

以前、疲弊しているベンチャーの広報担当の人に会ったことがあります。なんでも自力で事例を取材し、Wantedlyも更新し、プレスリリースも書き、さらには会社の公式facebookを毎日更新しているとのことでした(本人が特定できないよう、多少脚色しています)。ふとその会社の公式facebookを見るといいねが100件程度しかないのです。そこで毎日更新する意味はあるでしょうか?全然意味がないわけではないと思うのです。でも、会社の広報としてもっと優先順位の高い活動があるはず。

ブラック化しないように、楽しみながらパワーアップしていく、そんな広報活動ができたらいいですよね。








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