長靴の方がいいんじゃない?【日常漫画】【エッセイ】
「長靴の方がいいんじゃない?」
大雨に気づいていたわたしはうっかり声をかけてしまいました。
親にああしろこうしろと言われるのがわたし自身大嫌いだったくせに、いざ自分が親になるとしてしまってる自分。
かわいい我が子が濡れて寒い思いしたり、靴がべちゃべちゃで気持ち悪かったりしたらかわいそうだなという思いからこんな言葉が飛び出るわけなんですが、こういうひとつひとつが子どもにしてみたらホント大きなお世話で。
わたしが声をかけなかったら、ドアを開けて息子が「こりゃ長靴の方がよさそうだな」と判断して履き替えるかもしれないし、「普通のくつでもいいや」と判断するかもしれない。そしてべちゃべちゃになって「しまった、長靴の方がよかったな」と思うかもしれない。
その「考える機会」「失敗する機会」をわたしは奪い取ってしまったわけです。
ただ単になんとなく親に反抗したいから外の様子も見ずに「別に大丈夫だし」という言葉が出るし、それを聞いてわたし自身もちょっとイラっとする。
「長靴の方がいいんじゃない?」は誰も幸せにならない一言でした。
子どもは大人よりずっとエライ!だから心配なんて不要!
つい忘れてしまうわたしです。
「この子、この雨見てどうするのかな…?? お、そのまま行ったか! べちゃべちゃになって気持ち悪いに違いない。ひっひっひっ…」と楽しむぐらいの余裕を持って、子どもと接したいなと反省した一件でした。
↓ 「APDだけど楽しく生きてます!(仮)」2021年刊行予定です!
↓ オススメ日常漫画
↓ オススメエッセイ漫画
サポートなんてしていただけたら飛んで喜びます!! るんたったー♪と踊って喜びます!!