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今日の思い出話長いです。
こんにちは!
京橋の貴金属・宝石・ブランド・時計買取店『CONNECT』です!!
昨日は店舗業務に追われ更新ができませんでした(泣)
一昨日のことですが、夕方1本の電話がありました。
内容はメジャーブランドではないが買取は可能ですか?という内容でした。
もちろんお持ち頂ける物でしたら何でも買取していますのでお伝えすると
これから来店されるとのこと。
30分ほどしてご来店下さいました。
早速お品物を拝見すると・・・
時計でした。
どこか見覚えのある形状です。
盤面のコインはアメリカのモルガンダラー銀貨ですので買取でもよく見ています。
ただ形状に見覚えがあるのですがパッと出てきません。
保存袋を見て確信しました。
ご存じですか?
『FUNNY』です。
もう20年以上前に遡ります。
きっかけ
当時は大手アパレル会社に勤めていました。
さらに遡る事2年前、もう無くなってしまいましたが某ジーパン屋さんでアルバイトをしていました。
当時ちゃんとしたジーパンを持っていなかったのでアルバイト記念にEDWINのジーパンを買いました。
確か『505xx』
当時ブラッドピットがCMをしていたのでEDWINの事は知っていました。
同世代の方は懐かしいと思います。
『503~エドウィン♪』ってやつ。
これが大きな出会いのきっかけになりました。
出会い
アルバイトをしていたお店が閉店し別のアルバイトを探していた時、当時大阪ではそこまでメジャーではなかった某ジーパン屋の求人を見つけます。
オープニングスタッフとして入社したものの当時の自分は少し浮いた存在でした。
その時の店長は『未経験のみんなで1から作り上げていく』って口に出して言ってましたが自分だけが経験者でした。
面接の時に『経験者は別にいらんから』と言われていたので当然落ちたと思っていたくらいです(笑)
前のアルバイト先では店長や社員の人達にものすごく可愛がってもらっていたのもあってそのギャップに若い時分はかなり悩んでいました。
アルバイトも3ヶ月を過ぎた頃、会社の方針変更とのことで店長・社員が重い空気を漂わせていました。
個別に面談があり店長からの言葉は・・・
『アルバイトはシフトを大幅に減らす』
という内容でした。
そこで会社からの提案として
①大幅に給与は減るが継続する
②退社する
③社員にあがる
の3択を迫られました。
正直ほとんど悩まず社員になることを希望しました。
当時20人程いたアルバイトスタッフの中で社員になることを希望したのは自分を含め2人だけ。
ほとんどのスタッフは辞めていきました。
今思うと経営状況から人件費の削減を迫られたのでしょうね。
当時全国に200店舗以上あった会社ですが、フルのアルバイトが10人以上で回していたので無駄と言えば無駄です。
そこから店長との距離が縮まりました。
色々教わりましたし、一緒にご飯もよく行くようになりました。
そんな時店長から『インディアンジュエリー』が好きだと聞きました。
そして店長から『FUNNY』というお洒落なお店があると聞き早速行ってみることにしました。
衝撃
休日、IMPにあるFUNNYに行ってみました。
元々シルバージュエリーが好きだったので店内はワクワクしかありません。
しかもレザー製品もあり大興奮。
そこからインディアンジュエリーにハマってしまい給料を貰うたびに買い漁っていました。
ただ当時の給料では買える物も限られています。
車も好きで所有していたので毎月ジュエリー代とガソリン代で給料が無くなる日々を過ごしていました。
現在では・・・
当時の自分はお金も無く『見に来るだけの客』でした。
たまに買うけど基本見るだけみたいな(笑)
それでも高速代とガソリン代を使って1時間かけて来ていたので情熱は本物だったと思います。
色々とお世話になりましたが、一番記憶に残っているのはレザー紐に自分でビーズを選びカスタムしたアンクレットを作りました。
アンクレットにしたのも両手はリングとブレスやバングルで着けるところがなかったので足を選びました。
ボーンビーズを使いまくってそこそこ値段がいっちゃったのを覚えています(笑)
月日が経つにつれ服装も変化し、当時のようにシルバージュエリーを着けてブーツを履くということもなくなっていきました。
唯一ネックレスだけはシルバーのインディアンジュエリーを着けていますが気づけばもう20年位になりますね。
結婚もし、子供も生まれFUNNYに行く機会もほとんどなくなっていました。
まさかの再開
古物商を始めてからもハイブランドが中心ですので査定でFUNNYの製品を見たことはありませんでした。
今回買取させて頂いたのも何かの縁でしょうね。
お客様とはFUNNY話で盛り上がってしまいました(笑)
いやー本当にありがとうございました。
そして翌日(昨日)電話が鳴り先日のお客様がまた売りたい物があるとのこと。
ご来店下さり査定をしご納得されたところでお客様が何やらもぞもぞと・・・
出てきたのは『Tシャツ』
査定あるあるで後から値段だけ見てほしいと出すパターンかと思っていたら
『これはプレゼント』と。
今まで色々なお店で売却をされたそうですが、FUNNY話でこんなに盛り上がったことはないそうで、嬉しかったそうです。
もうね。こちらこそですよ。
色々な思い出も蘇り、知らなかったお話も聞けてとても有意義な時間を過ごさせて頂きました。
サービスを提供する側ですが、サービスを提供されたような気持ちになりました(笑)
そしてTシャツがヤバいです。
FUNNY50周年のTシャツですが、格好良いいです!
勿体なくて着れないんですが、お客様から是非着てほしいと言われましたので愛用していこうと思っています。
本当にありがとうございました。
そして長々と思い出話読んで下さってありがとうございます(笑)
今日も元気に営業します!
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