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マガジン「5分間小探訪（改め）」にて掲載している詩のようなものを月別にアーカイブしていま…
続く 回る 同じことの繰り返しのようで 同じ時は二度と来ない 巡る命の中で 僕たちの暮らしは…
歩きながら考える 今日までのこと 今日のこと 今日からのこと 掲題はなんでも良い 気の向くま…
そのペンで何を描く その剣で何を刺す 広いキャンバスに 思い切って線を引く その手は何を掴…
作られたものにしても 自然の営みにしても 美しいものは美しいし 僕達はただその虜であるだけ …
あなたが生きた証 その軌道線上 僕が暮らした証 その軌道線上 誰かときっと恋をした 見知らぬ…
蒸気の中 町は静かに呼吸しだした もうすぐ動き出す 予感が漂うAM グレーの中 暮らしは静かに家路に着いた もうすぐ閉鎖される 寂寥の中のPM どちらにしても 僕達はまだ何も始めていないし 何も終えられていない 光あれ どこへ行こうとも 何をしようとも その先に光あれ かつて無垢だった大人たち 全て悟った子どもたち 愛おしき町とともに 光あれ
壁に並ぶCDの数だけ 今夜パーティーは続くよ 歌い笑って朝が来るまで 全て忘れてしまうまで …
こんにちわ 小さな隣人さん 君はどこから来て どこにいくの？ 今日は一日 何をしてた？ 明…
migi hidari ue shita 喉が渇いたから少し休もう どれにしようかな 神様の言うとおり 1 2 3 …
空に煙を飛ばしたら 間延びした生活も散り散りになって 霧のように晴れていくだろうか 溜息や…
お寺さんやお社さん 丁寧な作りの伽藍堂 美しく強かに設えて ただ静かに聳えている 若造 乳…
どこまでも行けたなら そう思うなら どこまでも行けば良い そう 思うまま 何も考えずに走り…
雨の日には炭酸水を注いで 首と一緒に少し傾けて 窓の外を眺めていよう 灰色の空に全て滲んでいく朝 AともBともつかない 嬉しくも悲しくもない 物憂げで何も考えられない けれど苦しくなんて決してない そんな時間がとても愛おしい 感傷に浸って反芻して 別に自分を慰めたい訳でもない ただ水の中にいるような 薄ぼんやりが心地よいだけ 雨の日は嫌い 晴れた日は気分じゃない そんな日を否定せず肯定せず ただ甘受する その時間が好き もうすぐ綺麗な花が咲くってよ
