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マガジン「5分間小探訪（改め）」にて掲載している詩のようなものを月別にアーカイブしていま…
あなたが生きた証 その軌道線上 僕が暮らした証 その軌道線上 誰かときっと恋をした 見知らぬ…
蒸気の中 町は静かに呼吸しだした もうすぐ動き出す 予感が漂うAM グレーの中 暮らしは静かに…
壁に並ぶCDの数だけ 今夜パーティーは続くよ 歌い笑って朝が来るまで 全て忘れてしまうまで …
こんにちわ 小さな隣人さん 君はどこから来て どこにいくの？ 今日は一日 何をしてた？ 明…
migi hidari ue shita 喉が渇いたから少し休もう どれにしようかな 神様の言うとおり 1 2 3 …
空に煙を飛ばしたら 間延びした生活も散り散りになって 霧のように晴れていくだろうか 溜息や猫背 紫色の彼方に かつて思い描いた大人が背を向けている 霊安室に繋がる長い廊下 もしくは大部屋での笑い声 等しくここには存在している 生まれた赤子に幸福を願って 非常階段でこっそりと タバコに火をつけた 明日、強い風が吹いたら 背伸びした彼らの思いが乗った飛行船が 白亜の大地を目指すんだろうか 引き金と撃鉄 紫色の彼方に かつて探していた理想が微笑んでいる 1013号室 ナースコ
お寺さんやお社さん 丁寧な作りの伽藍堂 美しく強かに設えて ただ静かに聳えている 若造 乳…
どこまでも行けたなら そう思うなら どこまでも行けば良い そう 思うまま 何も考えずに走り…
雨の日には炭酸水を注いで 首と一緒に少し傾けて 窓の外を眺めていよう 灰色の空に全て滲んで…
あたりまえのこととそうじゃないこと みんなの常識 僕らの非常識 正しいことと正しいように見…
箱庭のように ここは精密な縮図 踊る命の数は等身大 切り取った風景 流れる世界の一瞬 生まれ…
溶けだした分だけ 鮮やかに染まれ 東京の街にさよなら 白でも黒でもなく 中途半端なやつばっ…
明るく眩く光る限りは その影も色濃くなってゆく ここは新世界 見たこともない世界へようこそ 暗く鈍く瞬く限りは その光はより強くなってゆく ここは旧市街 第18族が占める異文化 隣合うのは親和性が故 啀み合うのは憧れが故 誰も知らない秘密の箱庭 友達だよ 僕たちは ようこそ 誰もが見たこともない街角
