見出し画像

アニメイラストの乳に輝く光輪の円周は求まりますか?

まあ求まるわけないんですけど。
でも、もし完全な"円"だとしたら円周率はπなんで不思議なもんですよね。

と、別にそういう話をしたいわけでなく、何かを例えるときの誇張表現ってあるじゃないですか。
よく聞くのはボディビルダー選手権とかの掛け声がそれに該当します。

肩にでっかい重機載せてんのかい!」とかのアレです。ぼくあれが好きなんですよね。
タイトルのもそれです。アニメイラストを誉めるときに、「光輪の円周だけで100cm超えそうだな!」とか、そういう誉め言葉もアリだと思いません? ナシです? ナシですか、すみません。

古のオタクなので、そういう誇張された表現みたいな言い回しが大好きで、つい多用してしまう癖があるのですが、あれって場合によっては伝わりにくいこともあるかな? とかそのような一抹の不安もよぎるわけです。

現にアニメイラストで乳によく描かれる光輪(以降おぱシャイニングリング)は一種の性癖のありかたとしては成立するかもしれませんが、何かを誉めたり誇張したりする表現には微妙伝わりにくく、不適切なわけです。

普段の会話で不安ばかりよぎっていては、脳のリソースを喰われて会話にならないですから。
普段から政見放送ばりの緊張感をもって生活できる最強の脳みそ持っているのであれば問題ないですが、ぼくは頭が弱いので問題大ありです。

ですので普段の会話ではそのようなリソースを割けませんし、滑るのも嫌なので、取り留めのない会話でお茶を濁すか、「あ~」「いいっすね」の二択だけで会話を成立させてきました。
でも、ぼくも25歳になりまして、もう少しウィットにとんだ会話もしたいんです。

この前キャバクラに行ったときも、女の子と一切会話できずにずっとタバコを吸ってごまかしてたら、1時間で一箱吸いつぶしてヤニクラで倒れそうになりました。こんな悲劇はもう起こしてはいけません。

ということで、ここらで"伝わる誇張表現"のボーダーラインを設けたいわけなんです。
世間一般的にオタクの誇張表現が伝わりにくいというのはあると思うのですが、逆に世間一般的にはどのような誇張表現が使われているのでしょうか?

これはインターネットで色々調べてみたのですが、基本的には以下のような暗黙の了解があるみたいです。

誇張表現で誤解を招いてはいけない


景品表示法まわりのお話ですよね。よく聞くのは、果汁がうんたらパーセント以上じゃないと果実の切り口をパッケージに乗せてはならないというやつです。

この時点でオタクの会話とは明確な剥離があることがわかります。
オタクなら、例え果実が1ナノメートルも入っていなかったとしても、果実の切り口でパッケージを埋めるでしょうから(クソでっかでっか主語)。

まあ法律と普段の会話をごっちゃにするなということではありますが、友人間以外の会話で誤解を招いても仕方がないですから、これはある種の基準になると言えます。

でも、誇張表現ってある意味での嘘という側面もあるので、なら誤解を招かない誇張表現ってなんだよとは思いますよね。
それはきっと、ぼくの中で誇張表現と強調表現、比喩表現がごっちゃになっているんだと思います。

さて、ここまでを整理すると、そもそも普段の一般的な会話では誇張表現は使うべきではなく、もし何かを強く推したい表現を使うのであれば、誇張表現でも比喩表現でもなく、強調表現を使うべき、となります。

たしかに、普段の会話で「8億年ぶりに髪を切った」と言うよりも、「信じられないくらい久しぶりに髪を切った」と言った方が、その後の話も続けやすいような気がします。

「8億ぶりに髪を切った」とXでつぶやくことは全然良いと思いますが、普段の会話を考えると、それだけでボケが成立してしまって、「そんなわけないだろ」のツッコミで会話が完結してしまう恐れがあるからです。

ということで、これからは「光輪だけで100cmを超えそうな乳のイラスト」なんてよく分からない誇張表現はせず、純粋に「すごすごでっかでかおっぱいイラスト」と言うことにします。

これでグットコミュニケーションですよね。今年で26歳になります。
ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?