初めてサイゼリヤに行きました

日記：２０２３年１２月１７日

真冬なのに初夏の陽気だった昨日（１２月１６日）に比べると、今日（１７日）は少し気温が下がりました。
やっぱり散歩するなら、これくらいの秋っぽい空気感が良いですね。
もう１２月半ば過ぎだから、本当は真冬なんですけどね。

知らないエリアを歩いていたら、突然「サイゼリヤ」の看板が現れました。

昼時ひるどきでもあったし少し空腹も感じていたので、ちょうど良いと思い、入ってみました。

バーチャル・ティーンエイジャーとはいえ、そこそこ長く生きてきた中で、サイゼリヤに入った事は今まで１度もありません。
人生最初のサイゼリヤです。

ネットでの噂は、しばしば目にしていました。
いわく、
「コスパ（コスト・パフォーマンス・レシオ）が、すごい」
「グラス・ワインが税込１００円（２０２３年１２月現在）」
「エスカルゴおいしい」

じゃあ、せっかくだから、という感じで、その噂のグラス・ワインと「エスカルゴのオーブン焼き」とやらを注文しました。

メニューのエスカルゴの写真の上に、いかにも「付け合わせに、どうぞ」といった感じで「プチ・フォッカ」の写真が載っていたので、それも頼みました。
小さなフォカッチャ、という意味でしょうか？
ソースを拭ぬぐって食べると良いですよ、というレコメンドかもしれません。
イタリア語なら「小さい」は「ピッコロ」だと思います。
まあ、細かい事に拘こだわらないのがサイゼリヤ流なのでしょう。

さて、頼んだものが到着しました。
僕はワインに関して全くの素人で、味の良し悪しをどうこう言えるスキルはありません。
その前提で感想を言わせてもらうと、１００円の白グラス・ワイン、美味おいしかったです。
店や時期によってグラス・ワインの仕入れ先はまちまちだと思いますが、今日その店で飲んだワインは、ちょっとハチミツの味がしました。

いよいよ、エスカルゴを食べてみます。
人生、初体験。
あっ、うまい。

僕は海沿いで生まれ育ち、父が魚好きだった事もあって、魚介類はいろいろ食べて来ました。
日本近海で採とれる巻貝は一通ひととおり食べていると思います。
生まれて初めて食べたエスカルゴは、私の記憶にあるどの巻貝とも似ていませんでした。

しいて挙げるなら、豚のホルモン類に似ていると思いました。
やきとん屋で食べる豚のテッポウなんかとの共通点を感じました。

ニンニクとパセリを効きかせた油（バター）に浸ひたして加熱する料理法は、アヒージョに似ています。
その、ニンニク油というかニンニク・バターがエスカルゴに沁しみ込んで、まるで肉汁のようです。

ソースをプチ・フォッカで拭って食べました。
このプチ・フォッカも美味しかったです。

結論。
フラリと興味本位で入ったお店でしたが、ものすごく満足度の高い昼食になりました。
美味しかったです。
これで締しめて税込６５０円。
噂には聞いていましたが、コスパ最高です。

もしサイゼリヤが近所に有ったら、毎日毎日通かよっちゃうだろうなぁ、というくらい良い体験でした。

「人生の豊かさってやつを、教えてやるよ。近所にサイゼリヤがある事さ」

ごちそうさま。

あ、それから、僕はバーチャル美少年で設定は１０代ですが、何度も運転免許証の更新をしているし、選挙にも行っています。
合法的にお酒も飲めます。
念のため。

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