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ホスピタル・アート(Hospital Art)?

本日、アートお友達(ギャラリストの方)とランチをご一緒した際に、ホスピタル・アートのお話を伺いました。名前を聞いたことはありましたが、具体的なこと、特に日本での取り組みがあることは知らなかったので、とても興味がわきました。

まずは早速にググって検索
 ホスピタルアート(hospital art)とは、アートの力をもって、病院などの医療環境をより快適な癒しの空間とする試みである。
大阪芸術大学 車谷 哲明・金田 惠美子 レポートより

Our Mission
To bring comfort and hope through art to people in healthcare facilities around the world.
Our Vision
To make hospitals beautiful places for healing.
Our Quest

To donate at least one painting to every hospital on Earth.
The Foundation for Hospital Art HPより(タイトル写真も)

アートによって、医療の現場、病院などの環境を快適な癒しの空間にしていく活動のことを指す感じでしょうか。これは、単に”見た目”の話ではなく、医療現場にいる関係者(医師、看護師、患者…)個々の心理的安全性を高め、医療ミスなどを減らすこともにもつなげていくとのこと。

「アートは(社会の)役に立つのか?」の問いに、このアプローチは有りだなあと。例えば、医療現場でアートが病気の治療や予防に効果があると言えば、「ではそのエビデンスは?」と返されるのは当然のことで、それを検証するには膨大な手間と時間がかかります。一方で、携わる人たちの「心理面」への影響とその行動の変化を追うのは、たやすいとまでは言えないまでも、かなり具体的に測ることができそう。

なんて思っていたら、すでに実践している病院が大阪にあるとのこと。
 耳原総合病院のアートの取り組みはこちらから

ホスピタル・アート 関心を持ったので、しばらく学んでみたいと思います。

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