ワークショップを開催しちゃう 一歩踏み込むアート体験⑦
「わかる/わからない」の視点で、アートに関わる話を、思いつくままつらつらと綴っています…。
一歩踏み込むアート体験ということで、「お手伝い」もいいですよ~ということを以前書きましたが(こちら)、さらに踏み込んで、自分でワークショップを開催しちゃおうというお話。え? そんなだいそれたこと…。いえいえ意外に今は気持ちとちょっと時間があればできちゃうものなのです。
昨日、担当している丸の内プラチナ大学のアートフルライフコースが始まりました。大人向けのいわゆる放課後大学のプログラムの一つで、今期は全てオンラインでの開催です。大学生から社会人大先輩の方まで、様々な方に参加いただき、楽しくスタートできました。
こちらのコースが誕生したのは、「アートの魅力って、美術館などに行って作品を鑑賞するだけではないよね~」と、友達との雑談から。じゃぁ、一緒にワイワイと楽しむ機会を作ってみたら面白いかも…という、自分たちの想いからスタートしています。ところが、具体的な企画に落とそうと思うと、妄想は浮かぶもののなかなか形になりません。でも、案ずるより産むがやすし。「やりたいねぇ」の企画段階から、開催日程が決まって「やります」の段階になると、どんどんと内容が定まってきてプログラムとしての形が整ってきます。締め切りが近づいて帳尻を合わせるということではなく、制作過程に入って形を見て触りながら整えていくという感じ…?
構想段階からさらに進むためには、実際に「作品」を作ってみること。その制作過程で色々と発見のあることが楽しみとなり、制作をさらに続けたくなる。これがアーティストのだいご味なのかもと、ワークショップを企画・開催して思うことです。
何より、「これやりたぁ~い!」と手を挙げると、気になって手を取ってくれるお仲間が、驚きです必ず出てがくるという事実。ありがたい、ありがたい。昨今は特にネットを通じて遠方の方々とも気軽に集まれるし、ワークショップ自体も会場探しの手間いらずのオンライン開催なので、「やりたい」があれば、かなりのことが実現できちゃいます。ワーク”ショップ”というだけあって、店頭(点灯?)効果なのかな?
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